神戸医療センターは、兵庫県神戸市須磨区にある独立行政法人国立病院機構が運営する急性期の総合病院です。
急性期医療を中心に、がん医療や救急医療、循環器、脳神経、整形外科、周産期・小児医療など幅広い診療を行っています。
国立病院機構の教育・キャリア支援制度も利用できるため、幅広い看護を経験しながら長期的なキャリアを築きたい看護師にも注目したい病院です。
この記事では、神戸医療センターの看護師給与や賞与、各種手当、福利厚生、求人情報などについて詳しく解説します。
神戸医療センターとは
神戸医療センターは、兵庫県神戸市須磨区西落合にある独立行政法人国立病院機構が運営する総合病院です。
急性期医療を担う病院として、内科、循環器内科、呼吸器内科、外科、乳腺外科、脳神経外科、整形外科、産科・婦人科、小児科など幅広い診療科を備えています。
ICU・CCUも設置されており、一般病棟だけでなく重症患者への看護を経験することもできます。
看護部では7対1の看護体制を採用し、全病棟で2交替勤務を導入しています。
看護方式は固定チームナーシングとなっており、チームで協力しながら患者さんの急性期から回復期、慢性期、終末期まで幅広い段階を支えています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 病院名 | 国立病院機構 神戸医療センター |
| 所在地 | 兵庫県神戸市須磨区西落合3丁目1番1号 |
| 運営 | 独立行政法人国立病院機構 |
| 病床数 | 304床 |
| 看護配置 | 7対1 |
| 看護方式 | 固定チームナーシング |
| 勤務形態 | 2交替制 |
| 主な病床 | 一般病床・ICU・CCUなど |
| 主な機能 | 急性期・救急・がん・周産期・小児医療など |
| 募集職種 | 看護師 |
神戸医療センターの看護師年収は高い?
神戸医療センターでは、国立病院機構の給与規程に基づいて看護師の給与が決定されます。
学歴によって基本給が設定されており、経験者の場合はこれまでの職歴を考慮した経験加算があります。
また、夜間看護等手当や夜勤手当、地域手当、住居手当などが条件や勤務実績に応じて支給されます。
業績手当にあたる賞与や年1回の昇給制度もあるため、毎月の給与だけでなく賞与や各種手当を含めて待遇を比較するとよいでしょう。
神戸医療センターの給与
国立病院機構近畿グループで公表されている看護師・助産師の初任給は次のとおりです。
| 学歴・資格 | 基本給 |
|---|---|
| 助産師 | 243,000円程度 |
| 看護師(大学卒) | 241,500円程度 |
| 看護師(短大・専門3年卒) | 235,900円程度 |
| 看護師(短大・専門2年卒) | 227,700円程度 |
上記の基本給に加えて、地域手当や夜間看護等手当、夜勤手当などが勤務条件に応じて支給されます。
また、借家に住んでいる場合には住居手当、通勤している場合には通勤手当なども条件に応じて加算されます。
経験者は、これまでの看護師経験や職歴を考慮して給与が決定されます。
そのため、中途採用の場合には、これまでの臨床経験などが基本給に反映されます。
賞与・各種手当
神戸医療センターでは、国立病院機構の給与制度に基づいて賞与や各種手当が支給されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 賞与 | 年2回・年間基本給等の4.2か月分 |
| 昇給 | 年1回 |
| 夜間看護等手当・夜勤手当 | 2交替夜勤1回につき概ね11,000円 |
| 専門看護手当 | 専門看護師5,000円/月 |
| 専門看護手当 | 認定看護師3,000円/月 |
| 診療看護師手当 | 60,000円/月 |
| 救急呼出等待機手当 | 2,000円/回 |
| 派遣手当 | 対象業務1日につき4,000円 |
| 住居手当 | 借家の場合最大27,000円/月 |
| 通勤手当 | 最大150,000円/月 |
| 地域手当 | 勤務地域に応じて支給 |
| 扶養手当 | 条件に応じて支給 |
| 時間外勤務手当 | 勤務実績に応じて支給 |
| 特殊業務手当 | 対象業務に応じて支給 |
賞与にあたる業績手当は年2回支給され、年間では基本給等の4.2か月分が基準となっています。
神戸医療センターでは全病棟で2交替勤務を採用しており、夜間看護等手当・夜勤手当は2交替夜勤1回につき概ね11,000円です。
また、専門看護師には月額5,000円、認定看護師には月額3,000円の専門看護手当が支給されます。
診療看護師については月額60,000円の手当が設けられており、資格や専門性が給与に反映される仕組みがあります。
福利厚生
神戸医療センターでは、国立病院機構の職員としてさまざまな福利厚生制度を利用できます。
- 各種社会保険
- 共済制度
- 退職手当制度
- 育児休業
- 育児短時間勤務制度
- 介護休業
- 年次有給休暇
- リフレッシュ休暇
- 結婚休暇
- 産前産後休暇
- 子の看護等休暇
- 住居手当
- 通勤手当
- 全国の国立病院機構病院への異動制度
- 資格取得・キャリアアップ支援
国立病院機構では、結婚や出産、育児、介護などライフステージの変化に合わせて働き続けるための制度が整えられています。
また、希望に応じて全国の国立病院機構病院へ異動できる仕組みがあり、異動後も役職や給与を継続できることが特徴です。
休日・休暇
国立病院機構の看護師は4週8休制が基本です。
勤務時間は4週間で155時間となっており、国民の祝日や年末年始も休日として設定されています。
病棟勤務などで休日に勤務した場合には、代休または休日給が支給されます。
主な休暇制度は次のとおりです。
- 4週8休制
- 年次有給休暇
- リフレッシュ休暇
- 結婚休暇
- 産前産後休暇
- 育児に関する休暇
- 子の看護等休暇
- 介護に関する休暇
- その他特別休暇
国立病院機構では仕事と家庭の両立支援にも取り組んでおり、育児休業や育児短時間勤務なども利用できます。
勤務形態
神戸医療センターの看護部では、全病棟で2交替勤務を採用しています。
看護方式は固定チームナーシングです。
チーム内で看護師が協力しながら患者さんを担当し、患者さんの状態に応じた継続的な看護を提供しています。
国立病院機構全体では2交替制と3交替制がありますが、神戸医療センターでは全病棟が2交替となっているため、2交替勤務を希望する看護師にも選択肢となります。
求人情報
神戸医療センターの看護師採用は、国立病院機構近畿グループの採用制度に基づいて行われています。
国立病院機構近畿グループには大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山・福井の20病院があり、看護師・助産師の採用試験が実施されています。
神戸医療センターも採用対象病院のひとつです。
新卒だけでなく、すでに看護師資格を取得している経験者も応募できます。
ただし、採用試験の実施状況は時期によって異なります。
応募を検討する場合には、神戸医療センターまたは国立病院機構近畿グループの最新の採用情報を確認するとよいでしょう。
教育・キャリア支援
神戸医療センターでは、国立病院機構の教育体系を活用しながら看護師のキャリア形成を支援しています。
新人看護師については、基礎的な看護技術や知識だけでなく、患者さんの状態を総合的に判断して看護を実践する力を段階的に身につけていきます。
また、院内研修だけでなく国立病院機構のネットワークを活用した教育を受けられることも特徴です。
急性期から回復期、慢性期、終末期までさまざまな段階の患者さんに関わるため、幅広い看護実践能力を身につけることができます。
さらに、専門看護師や認定看護師など高度な専門資格を取得した場合には専門看護手当が支給されます。
資格取得後の専門性が待遇にも反映されることは、キャリアアップを目指す看護師にとってメリットといえるでしょう。
専門性の高い看護
神戸医療センターでは、専門看護師や認定看護師など専門性の高い看護師が活動しています。
老人看護専門看護師をはじめ、各専門領域の看護師が多職種と連携しながら患者さんへのケアやスタッフへの教育・相談などを行っています。
また、がん診療や高齢患者への看護、急性期看護など、病院の特徴に合わせた専門的な看護を学ぶことができます。
将来的に専門看護師・認定看護師などを目指したい方にとっても、専門的な実践を身近で学べる環境です。
神戸医療センターはこんな看護師におすすめ
神戸医療センターは、次のような看護師におすすめです。
- 急性期看護の経験を積みたい方
- 幅広い診療科を経験したい方
- ICU・CCUなど重症患者看護に興味がある方
- がん看護に携わりたい方
- 周産期・小児看護に興味がある方
- 2交替勤務を希望する方
- 専門看護師・認定看護師を目指したい方
- 資格取得後の手当も重視したい方
- 国立病院機構で安定して長く働きたい方
- 将来的に他の国立病院機構病院でも経験を積みたい方
特に、急性期の総合病院で幅広い診療領域を経験しながら、将来的に自分の専門分野を見つけたい看護師におすすめです。
国立病院機構のネットワークを活用したキャリア形成もできるため、長期的に看護師として成長したい方にも適しています。
兵庫県の看護師給料ランキングとの比較
兵庫県内には県立病院や大学病院、赤十字病院、市立病院、民間病院などさまざまな給与体系の医療機関があります。
神戸医療センターでは、国立病院機構共通の給与制度に基づいて基本給が決定されます。
基本給に加えて地域手当や夜間看護等手当・夜勤手当、住居手当などが条件に応じて支給されるほか、年間基本給等の4.2か月分を基準とした業績手当もあります。
また、専門看護師・認定看護師などの資格に対する手当が用意されていることも特徴です。
兵庫県内の病院と比較する際は、初任給だけでなく、賞与、夜勤に関する手当、地域手当、住居手当、経験加算などを含めた年間待遇で比較するとよいでしょう。
まとめ
神戸医療センターは、兵庫県神戸市須磨区にある国立病院機構が運営する急性期の総合病院です。
一般病棟に加えてICU・CCUを備え、急性期から回復期、慢性期、終末期まで幅広い段階の患者さんへの看護を経験できます。
看護師には国立病院機構の給与制度が適用され、夜間看護等手当や地域手当、住居手当などさまざまな手当が用意されています。
また、国立病院機構の教育・キャリア支援制度や病院間異動制度を利用できることも特徴です。
神戸市内の急性期病院で幅広い看護経験を積みながら、専門性を高めて長期的なキャリアを築きたい看護師におすすめの病院です。

