四国がんセンターの看護師年収は高い?給与・賞与・求人情報を解説

四国がんセンターは、愛媛県松山市にある独立行政法人国立病院機構が運営するがん専門病院です。

愛媛県の都道府県がん診療連携拠点病院に指定されており、がんの診断や手術、薬物療法、放射線治療、緩和ケアなど幅広いがん医療を提供しています。

看護師は一般病棟だけでなく、HCUや緩和ケア病棟などで勤務する機会があり、がん看護について専門的な知識と技術を身につけられることが特徴です。

国立病院機構の給与制度が適用され、学歴別の基本給に夜勤手当、住居手当、通勤手当などが加算されます。

この記事では、四国がんセンターで働く看護師の給与や賞与、各種手当、福利厚生、休日、勤務時間、求人情報について詳しく解説します。

四国がんセンターとは

四国がんセンターは、愛媛県松山市南梅本町にある国立病院機構のがん専門病院です。

全国がんセンター協議会の加盟施設であり、愛媛県の都道府県がん診療連携拠点病院として、地域のがん医療を支えています。

がんに特化した専門病院として、高度な診断・治療だけでなく、臨床研究や医療従事者への教育、地域医療機関との連携にも取り組んでいます。

病床数は321床で、一般病床292床のほか、HCU4床、緩和ケア病床25床を備えています。

一般病床には無菌室も設置されており、血液疾患など高度な感染管理を必要とする患者にも対応しています。

基本情報

項目内容
病院名独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター
所在地愛媛県松山市南梅本町甲160番
運営独立行政法人国立病院機構
病床数321床
一般病床292床
HCU4床
緩和ケア病床25床
主な機能がん診療、手術、薬物療法、放射線治療、緩和ケア、臨床研究など
指定都道府県がん診療連携拠点病院
最寄り駅伊予鉄道横河原線 梅本駅
マイカー通勤

がん治療だけでなく、患者や家族への支援、地域連携、研究・教育まで幅広く担っていることが四国がんセンターの特徴です。

四国がんセンターの看護師年収は高い?

四国がんセンターの看護師は、独立行政法人国立病院機構の給与規程に基づいて給与が決定されます。

基本給は学歴によって異なり、夜勤を担当した場合には夜間看護等手当や夜勤手当が加算されます。

さらに、住居手当や扶養手当、通勤手当なども支給要件に応じて受けられるため、実際の給与は勤務状況や生活状況によって異なります。

賞与は年2回支給され、年間では基本給の約4.2ヶ月分が目安とされています。

なお、四国がんセンターの看護師について標準的な年収モデルは公表されていないため、推測による年収額は掲載していません。

四国がんセンターの給与

四国がんセンターでは、新卒看護師の初任給が学歴別に設定されています。

学歴基本給
大学卒・高度専門士225,800円
短大3年卒・専門学校3年卒218,800円
短大2年卒・専門学校2年卒211,000円

上記は基本給であり、夜勤手当や住居手当、通勤手当などは別途支給されます。

また、看護師としての職歴がある場合には経験年数に応じて基本給への加算があります。

そのため、中途採用の場合は新卒初任給より高い基本給からスタートする可能性があります。

国立病院機構では年1回の昇給制度も設けられているため、経験を重ねながら基本給アップを目指せます。

賞与・各種手当

四国がんセンターでは、基本給以外にも看護師の勤務状況や生活状況に応じた各種手当が用意されています。

項目内容
賞与年2回
賞与支給月6月・12月
賞与実績年間基本給の約4.2ヶ月分
昇給年1回
夜間看護等手当夜勤実績に応じて支給
夜勤手当夜勤実績に応じて支給
特殊業務手当対象業務に応じて支給
通勤手当支給要件に応じて支給
住居手当支給要件に応じて支給
扶養手当支給要件に応じて支給

病棟で夜勤を担当する看護師には、夜間看護等手当に加えて夜勤手当も支給されます。

夜勤回数や勤務時間帯によって支給額が変わるため、病棟勤務では基本給だけを見るのではなく、夜勤関連の手当を含めて給与を比較することが重要です。

また、経験者は職歴が基本給に反映されるため、転職する場合には経験年数を含めた具体的な給与額を確認するとよいでしょう。

福利厚生

四国がんセンターは国立病院機構の病院であり、常勤看護師には各種福利厚生制度が用意されています。

主な制度は以下の通りです。

・共済保険
・厚生年金
・雇用保険
・労災保険
・退職金制度
・院内宿舎
・看護師宿舎
・院内保育所
・定期健康診断
・被服貸与
・職員駐車場
・育児休業
・介護休業
・各種特別休暇

国立病院機構の職員として安定した福利厚生を受けられる点は、長期勤務を考えている看護師にとってメリットです。

格安の看護師宿舎を利用できる

四国がんセンターでは、職員向けの院内宿舎が用意されています。

看護師宿舎は月額10,200円、単身用宿舎は月額12,200円、世帯用宿舎も用意されています。

宿舎は病院から徒歩約3分の場所にあり、通勤時間を短くできることもメリットです。

さらに伊予鉄道の梅本駅からも徒歩圏内で、周辺にはスーパーやホームセンターなどがあります。

空室状況によって利用できない場合もありますが、県外から四国がんセンターへの就職を検討している看護師にとって大きな支援制度といえるでしょう。

院内保育所を利用できる

四国がんセンターでは院内保育所も設置されています。

看護師は夜勤や交替勤務など不規則な勤務になりやすいため、勤務先の近くに保育環境があることは子育て中の看護師にとってメリットです。

国立病院機構では育児休業などの制度も整備されており、出産や育児を経験しながら長く働き続けることを想定した環境が整えられています。

休日・休暇

四国がんセンターの看護師は4週8休制です。

主な休日・休暇制度は以下の通りです。

項目内容
休日制度4週8休
祝日休日相当日あり
年末年始休暇あり
年次有給休暇年20日
リフレッシュ休暇年3日
特別休暇あり
育児休業あり
介護休業あり

年次有給休暇は年20日となっており、リフレッシュ休暇も年3日設けられています。

病棟では土日祝日を含む交替勤務になるため、休日は勤務表によって設定されます。

勤務時間

四国がんセンターでは、病棟などによって2交替制と3交替制が採用されています。

3交替制

勤務勤務時間
日勤8:30~17:15
準夜勤16:30~翌1:15
深夜勤0:30~9:15

2交替制

勤務勤務時間
日勤8:30~17:15
長日勤8:30~21:15
夜勤20:00~翌9:00

配属部署によって勤務形態が異なります。

夜勤を担当した場合は、勤務実績に応じて夜間看護等手当と夜勤手当が支給されます。

求人情報

四国がんセンターでは、看護師の採用を行っています。

新卒だけでなく、すでに看護師免許を持つ既卒者も応募対象となっています。

項目内容
職種看護師
雇用形態正職員
応募対象看護師免許取得見込みの人、看護師免許を持つ人
採用人数の目安20~30名
勤務2交替・3交替
賞与年2回
昇給年1回
退職金あり
宿舎あり
保育所あり
マイカー通勤

採用選考では面接や小論文などが行われます。

病院見学も受け付けており、実際の病院や看護部、教育体制について確認できます。

がん看護に興味がある新卒看護師だけでなく、これまでの経験を活かしてがん専門病院へ転職したい看護師にも選択肢となる病院です。

がん看護を専門的に学べる

四国がんセンターで働く最大の特徴のひとつが、がん看護について専門的に学べることです。

がん患者は、診断から治療、療養、再発、終末期まで長期間にわたってさまざまな支援を必要とします。

看護師は手術療法、薬物療法、放射線治療などを受ける患者への看護だけでなく、症状緩和や意思決定支援、心理的なサポートなどにも関わります。

がん看護の知識や技術を深めたい看護師にとって、専門性を高めやすい環境です。

緩和ケア看護を経験できる

四国がんセンターには25床の緩和ケア病床があります。

緩和ケアでは、がんによる痛みやさまざまな身体症状を軽減するだけでなく、不安や精神的な苦痛、家族への支援なども重要になります。

患者本人の価値観や希望を尊重しながら、その人らしい生活を支える看護を経験できます。

将来的に緩和ケアやがん看護を専門分野にしたい看護師にとって、貴重な経験を積める職場です。

HCUで重症患者の看護も経験できる

四国がんセンターにはHCUも設けられています。

手術後など、より集中的な観察や管理を必要とする患者に対する看護を経験できます。

一般的ながん看護だけでなく、周術期看護や重症患者への看護についても経験を積めることが特徴です。

がん看護と急性期・周術期看護の両方について専門性を高めたい人にも向いています。

看護師の教育体制が充実

四国がんセンターでは、国立病院機構の看護職員能力開発プログラムを基にした教育を行っています。

クリニカルラダーを取り入れ、新人看護師から段階的に看護実践能力を高められる仕組みです。

新人看護師はOJTと集合教育を組み合わせながら学び、経験を積むことでがん看護のジェネラリストを目指します。

院内では病棟勉強会や多職種による勉強会、医療安全研修、感染管理研修なども行われています。

専門病院で働きながら、体系的に看護師としての能力を高めたい人に適した環境です。

専門性の高いキャリアを目指せる

四国がんセンターでは、がん医療の専門病院としてさまざまな専門職が連携しています。

看護師もチーム医療の一員として、医師、薬剤師、リハビリテーションスタッフなどと協力しながら患者を支援します。

がん看護を中心にキャリアを積み、専門看護師や認定看護師など高度な専門性を持つ看護師を目指したい人にとっても、学びの多い環境です。

四国がんセンターはこんな看護師におすすめ

四国がんセンターは、次のような看護師におすすめです。

・がん看護を専門的に学びたい人
・がん専門病院で働きたい人
・緩和ケア看護に興味がある人
・周術期看護を経験したい人
・HCUなどで重症患者の看護を経験したい人
・薬物療法や放射線治療に関わる看護を学びたい人
・教育制度が整った病院で成長したい人
・国立病院機構で長く働きたい人
・賞与や福利厚生を重視して病院を選びたい人
・宿舎のある病院を探している人
・院内保育所を利用したい人
・愛媛県松山市で働きたい人

特に、がん看護を自分の専門分野として深めながら長期的なキャリアを形成したい看護師に向いています。

愛媛県の看護師給料ランキングとの比較

四国がんセンターの看護師給与を愛媛県内の病院と比較するときは、基本給だけでなく賞与や夜勤関連の手当、住居手当などを含めて確認することが重要です。

四国がんセンターでは、新卒看護師の基本給が学歴別に明確に設定されています。

さらに、職歴がある場合には経験年数に応じた基本給加算があるため、中途採用ではこれまでの看護師経験が給与に反映される可能性があります。

賞与が年2回支給されるほか、夜勤手当、住居手当、扶養手当なども用意されています。

また、給与以外にも低料金の看護師宿舎、院内保育所、年次有給休暇やリフレッシュ休暇などがあり、福利厚生を含めた待遇も比較したいポイントです。

愛媛県の看護師給料ランキングで病院を比較するときは、月給だけでなく、賞与や各種手当、休日、宿舎、教育制度などを含めて総合的に判断するとよいでしょう。

まとめ

四国がんセンターは、愛媛県松山市にある国立病院機構のがん専門病院です。

都道府県がん診療連携拠点病院として、高度ながん治療から緩和ケアまで幅広い医療を提供しています。

看護師は一般病棟だけでなくHCUや緩和ケアなどでも経験を積むことができ、がん看護の専門性を高められることが特徴です。

また、国立病院機構の給与・福利厚生制度が適用され、宿舎や院内保育所、各種休暇制度など長期的な勤務を支える環境も用意されています。

がん看護や緩和ケア、周術期看護について専門的に学びたい人や、教育体制の整った病院でキャリアアップしたい看護師にとって、注目したい病院といえるでしょう。