鹿児島赤十字病院は、鹿児島県鹿児島市にある日本赤十字社が運営する病院です。
急性期医療と地域包括ケアを担うほか、リウマチ・膠原病、整形外科、脳神経外科、循環器などの専門医療にも取り組んでいます。
赤十字病院として災害救護活動にも力を入れており、一般的な病棟看護だけでなく、災害看護や地域医療について経験を広げられることが特徴です。
鹿児島赤十字病院とは
鹿児島赤十字病院は、日本赤十字社が運営する120床の病院です。
内科、リウマチ科、呼吸器内科、循環器内科、整形外科、脳神経外科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科を設置しています。
病床は急性期一般病床と地域包括ケア病床で構成されており、急性期の治療から在宅復帰に向けた支援まで行っています。
看護部では患者一人ひとりを大切にした「あったかい看護」を掲げ、患者中心の看護を実践しています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 病院名 | 鹿児島赤十字病院 |
| 運営 | 日本赤十字社 |
| 所在地 | 鹿児島県鹿児島市平川町2545番地 |
| 病床数 | 120床 |
| 急性期一般病床 | 80床 |
| 地域包括ケア病床 | 40床 |
| 一般病棟看護配置 | 10対1 |
| 地域包括ケア病棟看護配置 | 13対1 |
| 看護師数 | 109名 |
| 看護方式 | パートナーシップナーシングシステム・継続受持ち制 |
| 病棟勤務 | 変則2交替制 |
| 週実労働時間 | 38時間45分 |
比較的コンパクトな病院ですが、急性期から地域包括ケアまで幅広い医療を提供しています。
鹿児島赤十字病院の給与
鹿児島赤十字病院の看護師の基本給は、学歴・養成課程によって異なります。
| 区分 | 基本給 |
|---|---|
| 大学卒 | 月270,800円 |
| 3年課程卒 | 月266,500円 |
| 2年課程卒 | 月259,300円 |
上記は基本給のみです。
通勤手当、住居手当、扶養手当、時間外手当、夜勤に関する手当などは含まれていません。
給与は日本赤十字社職員給与要綱に基づいて決定されます。
経験者は、これまでの看護師経験や職歴を考慮して給与が決定されます。
鹿児島赤十字病院の看護師年収は?
鹿児島赤十字病院では、すべての看護師に共通する一律の年収は公表されていません。
実際の年収は基本給のほか、経験年数、夜勤回数、住居、扶養状況、時間外勤務などによって変わります。
学歴・養成課程によって基本給が設定されているほか、中途採用では職歴なども給与決定に影響します。
また、賞与が年2回支給されるため、ほかの病院と年収を比較するときは月々の基本給だけでなく、賞与や夜勤、各種手当を含めた年間待遇を確認することが大切です。
賞与・各種手当
鹿児島赤十字病院では、基本給とは別に勤務条件や生活状況に応じて各種手当が支給されます。
主な賞与・手当は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 賞与 | 年2回 |
| 昇給 | 年1回 |
| 夜勤手当 | あり |
| 住居手当 | あり |
| 通勤手当 | あり |
| 扶養手当 | あり |
| 時間外手当 | あり |
具体的な支給額は勤務条件などによって異なります。
病棟では変則2交替制を採用しており、夜間勤務を担当した場合は対象となる手当が加算されます。
教育体制・福利厚生
鹿児島赤十字病院では、赤十字医療施設のキャリア開発ラダーに沿った教育を実施しています。
新人看護師だけでなく、経験を重ねた看護師も自分の看護実践能力に応じて段階的にキャリアアップできる仕組みがあります。
院内研修では看護師同士で振り返りを共有し、お互いの成長を支援する教育にも取り組んでいます。
新人看護師を対象とした研修も行われており、同期や先輩看護師との交流を通じて職場への適応を支援しています。
主な福利厚生・制度には以下があります。
- 健康保険
- 厚生年金保険
- 労災保険
- 雇用保険
- 退職金制度
- 年次有給休暇
- 夏季休暇
- 年末年始休暇
- 創立記念日
- 永年勤続休暇
- 介護休暇
- 産前・産後休暇
- 育児休暇
- 子の看護休暇
- 育児短時間勤務制度
- 定期健康診断
- 各種予防接種
- メンタルヘルスカウンセリング
- 看護衣貸与
- 職員駐車場
- 各種団体保険
年次有給休暇は夏季休暇を含めて年間24日が設定されています。
急性期看護
鹿児島赤十字病院では、80床の急性期一般病床を設けています。
急性期病棟では治療や検査を必要とする患者の状態観察、点滴、注射、服薬管理、検査・処置の介助など幅広い看護を行います。
患者の状態が変化する可能性もあるため、観察力や判断力を高めながら急性期看護を経験できます。
急性期から退院後までを見据え、患者の回復を支援することも重要な役割です。
地域包括ケア
鹿児島赤十字病院には40床の地域包括ケア病床があります。
急性期治療を終えた患者などに対し、自宅や施設への復帰に向けた支援を行います。
看護師は身体状態の管理だけでなく、患者の日常生活動作や家族、退院後の生活環境なども確認します。
医師やリハビリテーションスタッフなど多職種と連携し、患者が安心して地域生活へ戻れるよう支援します。
リウマチ・膠原病看護
鹿児島赤十字病院では、リウマチ・膠原病領域を専門分野の一つとしています。
リウマチ・膠原病は長期的な治療や管理が必要となるケースも多いため、患者の身体状態だけでなく生活全体を考えた支援が重要です。
看護師は治療を受ける患者の状態を観察しながら、日常生活上の困難などにも対応します。
リウマチケアに関する専門資格を持つ看護師も活躍しており、専門的な知識を学べる環境があります。
整形外科看護
鹿児島赤十字病院では整形外科領域の医療にも力を入れています。
整形外科では手術を受ける患者への周術期看護や、術後の状態観察、疼痛管理、早期離床への支援などを行います。
リハビリテーションスタッフと連携しながら、患者の身体機能や日常生活動作の回復を支援することも重要です。
急性期治療からリハビリテーション、退院支援まで継続した看護を経験できます。
脳神経外科看護
鹿児島赤十字病院には脳神経外科があります。
脳神経疾患の患者では、意識状態や運動機能、言語機能などの変化を継続的に観察することが重要です。
患者の状態に応じて治療・検査の介助や日常生活援助を行い、リハビリテーションにもつなげます。
脳神経領域の急性期看護について経験を積みたい看護師にも学びの機会があります。
循環器看護
鹿児島赤十字病院には循環器内科があります。
循環器疾患では患者の全身状態や循環動態を継続的に観察し、状態変化を早期に把握することが重要です。
看護師は検査や治療を受ける患者を支援するとともに、再発予防に向けた生活指導などにも関わります。
循環器疾患を持つ患者への急性期から退院までの看護を経験できます。
パートナーシップナーシング
鹿児島赤十字病院の病棟では、パートナーシップナーシングシステムを導入しています。
2人の看護師がパートナーとなって患者のケアを行い、お互いに情報を共有・補完しながら看護を実践します。
さらに患者一人ひとりに受け持ち看護師を決め、入院から退院まで継続的に関わる体制も取り入れています。
看護師同士で相談・協力しながら患者を支援できることが特徴です。
災害看護・赤十字救護活動
鹿児島赤十字病院ならではの特徴の一つが、赤十字の救護活動に関われることです。
看護部には日本赤十字社鹿児島県支部の救護員として登録されているスタッフが多数在籍しています。
また、災害支援ナースやDMAT隊員として活動するスタッフもいます。
臨床看護だけでなく、災害医療や救護活動について学びたい看護師にとってもキャリアを広げられる環境です。
専門資格を生かした看護
鹿児島赤十字病院では、専門資格を取得した看護師も活躍しています。
感染管理認定看護師をはじめ、リウマチケア看護師、呼吸療法認定士、臨床輸血看護師、骨粗しょう症リエゾンマネージャーなどの資格を持つスタッフがいます。
通常の病棟看護を経験しながら、自分が興味を持つ分野の専門性を高めていくことも可能です。
鹿児島赤十字病院はこんな看護師におすすめ
- 日本赤十字社の病院で働きたい看護師
- 急性期看護を経験したい人
- 地域包括ケアに携わりたい看護師
- リウマチ・膠原病看護に興味がある人
- 整形外科看護を経験したい看護師
- 脳神経外科看護に興味がある人
- 循環器看護について学びたい看護師
- 患者を入院から退院まで継続して支援したい人
- パートナーシップナーシングに興味がある看護師
- キャリアラダーによる教育を受けたい人
- 専門資格の取得を目指したい看護師
- 災害看護に興味がある人
- 赤十字の救護活動に携わりたい看護師
- 福利厚生や休暇制度も重視したい人
鹿児島県の看護師給料ランキングとの比較
鹿児島赤十字病院では、日本赤十字社職員給与要綱に基づいて給与が決定され、大学卒・3年課程卒・2年課程卒それぞれに基本給が設定されています。
さらに、勤務条件に応じて夜勤や時間外勤務に関する手当、生活状況に応じて住居手当や扶養手当などが支給されます。
鹿児島県内の病院と給与を比較するときは基本給だけではなく、夜勤回数、賞与、各種手当を含めた年間待遇で確認することが大切です。
給与以外では、日本赤十字社のキャリア開発ラダーを利用できることや、急性期から地域包括ケアまで経験できること、災害救護活動に関われることなども比較するポイントになります。
まとめ
鹿児島赤十字病院は、日本赤十字社が運営する鹿児島市の地域密着型病院です。
急性期医療と地域包括ケアに対応し、リウマチ・膠原病、整形外科、脳神経外科、循環器など幅広い専門領域の看護を経験できます。
看護部ではキャリア開発ラダーを活用した教育を行い、専門資格を持つ看護師や災害救護活動に携わる看護師も活躍しています。
臨床看護の経験を積みながら、専門看護や災害看護などにもキャリアを広げたい看護師が検討しやすい病院です。

