沖縄県立北部病院は、沖縄県名護市にある県立病院です。
沖縄本島北部地域の中核病院として、救急・急性期医療をはじめ、周産期、小児、がん診療など幅広い医療を担っています。
県立病院ならではの給与・福利厚生制度が整っており、地域医療に携わりながら幅広い看護経験を積める病院です。
沖縄県立北部病院とは
沖縄県立北部病院は、沖縄本島北部地域の医療を支える中核病院です。
名護市を中心に、本部町、今帰仁村、大宜味村、国頭村、東村など広い地域から患者さんを受け入れています。
救急医療や急性期医療を担うだけでなく、地域の医療機関や介護・福祉施設などと連携しながら、患者さんの退院後の生活まで見据えた医療を提供しています。
また、伊江島、伊平屋島、伊是名島に附属診療所があり、離島・へき地医療を支えていることも特徴です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 病院名 | 沖縄県立北部病院 |
| 所在地 | 沖縄県名護市大中二丁目12番3号 |
| 運営 | 沖縄県病院事業局 |
| 病院機能 | 沖縄本島北部地域の中核病院 |
| 主な医療機能 | 救急・急性期医療、周産期医療、小児医療、がん診療など |
| 主な看護部門 | 病棟、外来、救急、手術室など |
| 附属診療所 | 伊江、伊平屋、伊是名 |
| 勤務体制 | 3交代勤務または変則2交代勤務 |
| 休日 | 4週8休を基本とした勤務 |
北部地域では対応できる医療機関が限られているため、幅広い疾患や年代の患者さんに対応する看護力を身につけられる環境です。
沖縄県立北部病院の給与
沖縄県立北部病院を含む沖縄県立病院の正職員看護師は、学歴によって新卒1年目の給与が設定されています。
| 区分 | 給与 |
|---|---|
| 看護師・大学卒 | 266,900円 |
| 看護師・3年課程卒 | 263,400円 |
| 看護師・2年課程卒 | 254,700円 |
経験者は、これまでの看護師経験や職歴を考慮して給与が決定されます。
正職員には「広域異動職員」と「地域異動職員」があります。
広域異動職員は沖縄県内の県立病院や附属診療所が異動対象となります。
一方、地域異動職員は指定された地域内で勤務する正職員です。
北部地域は地域異動職員の対象地域には含まれていないため、北部病院への正職員採用を希望する場合は広域異動職員の採用条件を確認する必要があります。
また、北部病院では正職員とは別に会計年度任用職員の看護師も募集しています。
| 雇用区分 | 給与 |
|---|---|
| 会計年度任用職員・看護師(フルタイム) | 254,700円~277,800円 |
会計年度任用職員は正職員とは雇用形態や給与制度が異なるため、金額だけで待遇を比較しないよう注意が必要です。
沖縄県立北部病院の看護師年収は?
沖縄県立北部病院の正職員看護師は、毎月の給与に加えて年2回の賞与や各種手当が支給されます。
新卒1年目でも学歴によって給与が異なり、中途採用では看護師としての職歴などが給与決定に反映されます。
さらに夜勤を行う場合には夜間勤務に関する手当が加算されます。
正職員の賞与は年間4.6か月分が示されており、毎月の給与だけでなく賞与も年間収入を大きく左右します。
北部病院が直接募集する会計年度任用職員についても賞与があり、昨年度実績を参考とした募集条件では年2回、基本給に4.65を乗じた額が示されています。
実際の年収は経験年数、夜勤回数、住居や扶養の状況、時間外勤務などによって異なります。
賞与・各種手当
沖縄県立北部病院の正職員看護師には、沖縄県病院事業局の給与制度に基づいて各種手当が支給されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 賞与 | 年2回・年間4.6か月分 |
| 昇給 | 年1回 |
| 扶養手当 | 支給条件に応じて支給 |
| 住居手当 | 支給条件に応じて支給 |
| 通勤手当 | 支給条件に応じて支給 |
| 時間外勤務手当 | 勤務実績に応じて支給 |
| 休日勤務手当 | 勤務実績に応じて支給 |
| 夜間勤務に関する手当 | 勤務実績に応じて支給 |
会計年度任用職員についても、通勤手当、時間外勤務手当、休日勤務手当、特殊勤務手当などが用意されています。
フルタイムの会計年度任用職員については、一定の条件を満たすことで退職手当の対象となります。
教育体制・福利厚生
沖縄県立北部病院では、沖縄本島北部地域の中核病院として幅広い患者さんを受け入れているため、さまざまな領域の看護を経験できます。
新人看護師については、基礎的な看護技術から段階的に実践能力を高められるよう教育が行われています。
日々の看護実践に加えて院内研修などを通じて学ぶことができ、経験を積みながらキャリアアップを目指せます。
また、沖縄県立病院では正職員を対象とした休暇・福利厚生制度も整備されています。
主な制度は以下のとおりです。
- 4週8休
- 年次休暇
- 夏季休暇
- 旧盆休暇
- 病気休暇
- 産前・産後休暇
- 育児休暇
- 慶弔休暇
- 社会保険制度
- 住居手当
- 扶養手当
- 通勤手当
- 期末・勤勉手当
- 定期昇給制度
年次休暇は年20日、夏季休暇は5日設けられています。
公立病院として休暇制度が整備されていることは、長期的に働くうえでの特徴のひとつです。
沖縄県立北部病院はこんな看護師におすすめ
沖縄県立北部病院は、次のような看護師におすすめです。
- 名護市や沖縄本島北部で働きたい
- 地域の中核病院で経験を積みたい
- 救急・急性期看護を学びたい
- 幅広い診療領域を経験したい
- 地域医療に携わりたい
- 離島・へき地医療に興味がある
- 公立病院で働きたい
- 賞与や各種手当を重視したい
- 休暇制度が整った病院で働きたい
- 県立病院で長期的なキャリアを形成したい
特定の診療領域だけでなく、幅広い患者さんに対応できる看護師を目指したい方にも検討しやすい病院です。
沖縄県の看護師給料ランキングとの比較
沖縄県内の病院と給与を比較する場合、沖縄県立北部病院は県立病院共通の給与制度が適用される点が特徴です。
新卒看護師については大学卒、3年課程卒、2年課程卒それぞれの給与が明確に設定されています。
さらに年2回の賞与や住居手当、扶養手当、通勤手当、夜間勤務に関する手当などがあるため、基本となる給与だけでは実際の待遇を判断できません。
民間病院では資格手当や病棟手当、夜勤手当などを含めた金額を「月給」として掲載している場合もあります。
そのため、沖縄県内の看護師給与を比較するときは、掲載されている月給だけで順位を判断するのではなく、基本となる給与、賞与、夜勤に関する手当、住居手当、休日・休暇制度などを総合的に確認するとよいでしょう。
まとめ
沖縄県立北部病院は、沖縄本島北部地域の医療を支える県立病院です。
救急・急性期医療をはじめ、幅広い診療に対応しており、地域の医療機関や附属診療所とも連携しながら北部地域の医療を支えています。
看護師は幅広い疾患や患者さんに関わる機会があり、地域医療や救急・急性期看護について経験を積める環境です。
また、県立病院として賞与や各種手当、休暇制度などが整備されていることも特徴です。
沖縄本島北部の中核病院で幅広い看護経験を積みたい方や、公立病院で長期的なキャリアを形成したい方にとって、就職・転職先として検討できる病院です。

