小国公立病院は、熊本県阿蘇郡小国町にある公立病院です。
小国町・南小国町の地域医療を担い、救急・急性期から地域包括ケア、在宅復帰支援まで幅広い医療を提供しています。
看護師は地方公務員として採用され、給与や各種手当、休暇、福利厚生などの制度が整っていることも特徴です。
この記事では、小国公立病院で働く看護師の給与や年収、賞与・各種手当、休日、福利厚生、看護の特徴について詳しく解説します。
小国公立病院とは
小国公立病院は、小国町と南小国町で構成される小国郷公立病院組合が運営する公立病院です。
小国郷で地域医療を担う病院として、救急医療や急性期治療だけでなく、地域包括ケアや退院支援にも取り組んでいます。
総合診療科を中心に、外科、産婦人科、小児科、整形外科、循環器科、泌尿器科、精神科など幅広い診療科を設置しています。
へき地医療拠点病院や救急告示病院としての役割もあり、地域住民の生活を支える医療機関です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 病院名 | 小国公立病院 |
| 運営 | 小国郷公立病院組合 |
| 構成町村 | 小国町・南小国町 |
| 所在地 | 熊本県阿蘇郡小国町宮原1743番地 |
| 病床数 | 65床 |
| 主な機能 | 救急・急性期・地域包括ケア・退院支援 |
| 病院指定 | 救急告示病院・病院群輪番制病院・へき地医療拠点病院 |
| 勤務時間 | 週38時間45分 |
| 病棟勤務 | 3交替制 |
| 身分 | 地方公務員 |
地域の公立病院として、急性期から在宅復帰まで一連の看護を経験できることが特徴です。
小国公立病院の給与
小国公立病院の正職員看護師の初任給は以下のとおりです。
| 学歴 | 初任給 |
|---|---|
| 大学卒 | 月22万5,800円 |
| 3年課程卒 | 月21万8,800円 |
| 2年課程卒 | 月21万1,000円 |
給与は小国公立病院職員給与規定に基づいて決定されます。
上記の給与とは別に、勤務条件などに応じて各種手当が支給されます。
経験者は、これまでの看護師経験や職歴を考慮して給与が決定されます。
現在の看護師募集では、助産師の初任給は個別に公表されていないため掲載していません。
小国公立病院の看護師年収は?
小国公立病院では、すべての看護師に共通する一律の年収額は公表されていません。
実際の年収は初任給や経験年数に加えて、夜間勤務、住居、扶養、時間外勤務などによって変わります。
さらに賞与が年2回支給されるため、年間収入を比較する場合は毎月の給与だけでなく、賞与や夜勤に関連する手当まで確認することが大切です。
中途採用者は経験年数が給与に加算されるため、これまでの看護師経験を活かして転職できます。
賞与・各種手当
小国公立病院では、給与とは別に各種手当が用意されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 賞与 | 年2回・4.5か月分 |
| 勤務手当 | 条件に応じて支給 |
| 住居手当 | 条件に応じて支給 |
| 扶養手当 | 条件に応じて支給 |
| 超過勤務手当 | 勤務実績に応じて支給 |
| 夜間看護手当 | 夜間勤務に応じて支給 |
| 夜勤手当 | 夜勤実績に応じて支給 |
| 昇給 | 年1回 |
夜勤を担当する病棟看護師には、夜間看護手当や夜勤手当が加算されます。
住居手当や扶養手当なども設けられているため、生活状況によって実際の給与は異なります。
小国公立病院の勤務時間・休日
正職員看護師の勤務時間は週38時間45分です。
病棟では3交替制を採用しています。
日勤・準夜勤・深夜勤を組み合わせて勤務し、外来などは部署に応じた勤務となります。
休日は週休2日制で、祝日も休日として設定されています。
また、年間休日は120日以上となっています。
地方公務員として勤務するため、給与だけでなく休日や休暇制度を重視して転職先を選びたい看護師にも確認しておきたい勤務条件です。
小国公立病院の休暇制度
小国公立病院では、年次有給休暇が年間20日用意されています。
このほか、主な特別有給休暇には以下があります。
- 夏季休暇
- 結婚休暇
- 産前休暇
- 産後休暇
- 忌引休暇
産前休暇は56日、産後休暇も56日取得できます。
育児休業については、子どもが3歳に達する日まで取得できる制度があります。
育児と仕事を両立しながら働いている職員も多く、子どもの成長に合わせた勤務への配慮も行われています。
教育体制・福利厚生
小国公立病院では、地域医療を担う看護師として幅広い看護実践能力を身につけられる環境があります。
地域の公立病院という特徴から、一つの専門領域だけではなく、急性期から回復期、退院支援まで幅広い患者に対応します。
看護部では外部研修への参加を推奨し、研修で得た知識をスタッフ間で共有することで看護の質向上に取り組んでいます。
ブランクのある看護師への技術面のサポートも行われています。
福利厚生では熊本県市町村職員共済組合の健康保険・年金に加入します。
さらに、以下のような働きやすさを支える環境も整っています。
- 看護師宿舎
- 単身寮
- 職員食堂
- 無料職員駐車場
- マイカー通勤
- 出産・育児休暇制度
- 看護師奨学金制度
看護師宿舎・単身寮は病院の目の前にあり、家電製品も備えられています。
スーパーやコンビニ、飲食店、郵便局、銀行なども徒歩圏内にあるため、遠方から就職する看護師も生活環境を整えやすいでしょう。
小国公立病院の看護師奨学金制度
小国公立病院では、将来病院で看護師として働く意思がある人を対象とした看護師奨学金制度があります。
看護師を目指すために必要な修学資金を支援する制度です。
貸与を受けた期間に応じて小国公立病院の看護師として勤務することで、奨学金の返還が免除される仕組みも設けられています。
これから看護師資格を取得し、将来的に小国地域で働きたい学生にとって活用を検討できる制度です。
小国公立病院で経験できる看護
小国公立病院では、地域の公立病院ならではの幅広い看護を経験できます。
病棟では総合診療科を中心に、心不全、腎不全、肺炎、脳梗塞などの内科系疾患に加え、外科・整形外科疾患などにも対応します。
外科系病棟では、手術を受ける患者や骨折後にリハビリテーションを行う患者などへの看護にも携わります。
高齢患者も多く、入院中の治療だけでなく、退院後の生活を考えた支援が重要になります。
医師やリハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーなどとカンファレンスを行い、在宅や施設への退院を支援します。
地域連携室では、地域の医療機関や施設、行政、地域包括支援センターなどと連携した入退院支援も行っています。
大規模病院のように領域が細かく分かれていないため、地域の患者を幅広く診るジェネラリストとしての看護力を身につけたい人にも適した環境です。
小国公立病院はこんな看護師におすすめ
小国公立病院は、次のような看護師におすすめです。
- 小国町や南小国町で働きたい看護師
- 公立病院で働きたい人
- 地方公務員として安定して働きたい看護師
- 地域医療に携わりたい人
- へき地医療に興味がある看護師
- 救急・急性期看護を経験したい人
- 地域包括ケアを学びたい看護師
- 退院支援や在宅復帰支援に携わりたい人
- 内科・外科・整形外科など幅広い看護を経験したい看護師
- ジェネラリストとして看護力を高めたい人
- 中途採用でこれまでの経験を給与に反映してもらいたい看護師
- 年間休日120日以上の病院を希望する人
- 年次有給休暇の日数を重視する看護師
- 看護師宿舎・単身寮のある病院を探している人
- 子育てと仕事を両立したい看護師
- Uターン・Iターンで熊本県の地域医療に携わりたい人
特に、地域住民と近い距離で関わりながら、急性期から退院支援まで幅広い看護を経験したい人に適した病院です。
小国公立病院と熊本県の看護師給与を比較
小国公立病院では、大学卒・3年課程卒・2年課程卒それぞれに初任給が設定されています。
中途採用者については経験年数が加算されるため、これまでの看護師経験を給与に反映できる仕組みです。
さらに、勤務条件に応じて夜間看護手当や夜勤手当、住居手当、扶養手当、超過勤務手当などが支給されます。
給与以外では、地方公務員としての身分、年間休日120日以上、年次有給休暇、看護師宿舎・単身寮、無料駐車場、育児支援なども特徴です。
熊本県内の病院を比較するときは、初任給だけでなく、賞与や各種手当、休日・休暇制度、福利厚生、希望する看護領域まで含めて確認するとよいでしょう。
まとめ
小国公立病院は、小国町と南小国町の地域医療を担う公立病院です。
救急・急性期だけでなく、地域包括ケアや退院支援まで幅広く対応しており、地域住民の生活に密着した看護を経験できます。
看護師は地方公務員として採用され、休暇制度や共済制度、看護師宿舎・単身寮などの福利厚生も整えられています。
地域医療やへき地医療に携わりながら、幅広い疾患に対応できる看護師を目指したい人が検討しやすい病院です。

