沖縄赤十字病院は、沖縄県那覇市にある日本赤十字社の総合病院です。
地域医療支援病院、地域災害拠点病院、地域周産期母子医療センターなどの役割を担い、一般急性期から集中治療、周産期、救急、災害医療まで幅広い医療を提供しています。
赤十字病院ならではの災害看護や救護活動について学べることも特徴で、幅広い臨床経験を積みながら専門性を高めたい看護師が注目したい病院です。
沖縄赤十字病院とは
沖縄赤十字病院は、沖縄県那覇市与儀にある302床の総合病院です。
内科、外科、整形外科、脳神経外科、小児科、産婦人科など幅広い診療科を設置しています。
ICU・HCU、NICU・GCU、手術室、救急部門などもあり、高度な治療を必要とする患者にも対応しています。
看護部では、赤十字の博愛の心で「その人らしさ」を支える看護を提供することを理念としています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 病院名 | 沖縄赤十字病院 |
| 運営 | 日本赤十字社 |
| 所在地 | 沖縄県那覇市与儀1丁目3番1号 |
| 病床数 | 302床 |
| 病院機能 | 急性期・高度急性期 |
| ICU・HCU | あり |
| NICU | 6床 |
| GCU | 9床 |
| 手術室 | あり |
| 救急部門 | あり |
| 地域医療支援病院 | 指定あり |
| 地域災害拠点病院 | 指定あり |
| 地域周産期母子医療センター | 指定あり |
| 沖縄てんかん拠点病院 | 指定あり |
| 看護師教育 | キャリア開発ラダー・プリセプターシップ |
一般急性期だけでなく、集中治療、新生児、周産期、救急など幅広い看護を経験できる病院です。
沖縄赤十字病院の給与
沖縄赤十字病院では、日本赤十字社の給与制度に基づいて看護師の給与が決定されます。
直近の正職員募集要項で公表された基本給は以下のとおりです。
| 区分 | 基本給 |
|---|---|
| 看護師・大学卒 | 月257,100円 |
| 看護師・専門学校卒 | 月253,100円 |
中途採用者については、これまでの経験年数に応じた加算があります。
経験者は、これまでの看護師経験や職歴を考慮して給与が決定されます。
沖縄赤十字病院の看護師年収は?
沖縄赤十字病院では、すべての看護師に共通する一律の年収は公表されていません。
実際の年収は基本給のほか、看護師としての経験、夜勤回数、住居、扶養家族、通勤状況、時間外勤務などによって変わります。
経験者には経験年数による給与加算があり、勤務年数に応じた昇給もあります。
さらに賞与や深夜勤務に関する手当、住居手当などがあるため、年間収入を比較するときは基本給だけでなく年間待遇全体を確認することが大切です。
賞与・各種手当
沖縄赤十字病院では、日本赤十字社の給与制度に基づき、勤務状況や生活状況に応じて各種手当が支給されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 賞与 | 年2回 |
| 通勤手当 | 上限月55,000円 |
| 住居手当 | 上限月28,500円 |
| 扶養手当 | 子:月10,000円~15,000円 |
| 扶養手当 | 子以外:月6,500円 |
| 深夜手当 | あり |
| 処遇改善手当 | あり |
| 昇給 | 年1回 |
賞与は夏期・冬期の年2回支給されます。
このほかにも、勤務条件に応じて時間外勤務などに関する手当が支給されます。
沖縄赤十字病院の勤務時間・休日
沖縄赤十字病院では、部署によって3交替制または変則3交替制を採用しています。
3交替制の勤務時間は次のとおりです。
| 勤務 | 時間 |
|---|---|
| 深夜 | 0:00~8:40 |
| 日勤 | 8:00~16:40 |
| 準夜 | 16:00~0:40 |
変則3交替制では以下の勤務時間となっています。
| 勤務 | 時間 |
|---|---|
| 日勤 | 8:00~17:55 |
| 中日勤 | 11:00~20:55 |
| 夜勤 | 20:30~翌9:30 |
救急部門では16時間夜勤があります。
休日は4週8休制を基本としており、国民の祝日や沖縄慰霊の日なども休日として設定されています。
沖縄赤十字病院の休暇制度
沖縄赤十字病院では、看護師が仕事と生活を両立できるよう各種休暇制度が整備されています。
主な休暇制度には以下があります。
- 年次有給休暇
- 結婚休暇
- 産前産後休暇
- 育児休業
- 介護休暇
- 子の看護休暇
- 育児短時間勤務制度
- その他の特別休暇
年次有給休暇は採用時期によって付与日数が異なります。
教育体制・福利厚生
沖縄赤十字病院では「赤十字医療施設のキャリア開発ラダー」を活用した教育を行っています。
看護師一人ひとりの看護実践能力を高めるだけでなく、自立性や主体性を育成し、自分が目指すキャリアを考えながら成長できる教育体制です。
新人教育ではプリセプターシップ制を採用しています。
新人看護師1人に対してプリセプターがつき、さらにプリセプターを支援するスタッフも配置し、部署全体で新人を育成します。
研修では以下のような内容を学びます。
- 基礎看護技術
- 注射・採血
- 内服・注射
- 経管栄養・胃ろう管理
- 輸液ポンプ・シリンジポンプ
- フィジカルアセスメント
- 看護倫理
- コーチング
- eラーニング
福利厚生では健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、日赤企業年金基金、退職金制度などが用意されています。
このほか、日赤グループ保険、日赤積立年金、慶弔見舞金、永年勤続表彰、クラブ活動などの制度があります。
急性期看護
沖縄赤十字病院では、さまざまな診療科の急性期患者を受け入れています。
病棟には脳神経外科・脳神経内科・整形外科・小児科の混合病棟や、呼吸器内科・乳腺外科・泌尿器科・耳鼻咽喉科などの混合病棟があります。
幅広い疾患や年齢層の患者に関わるため、急性期看護の総合的な実践能力を高めることができます。
ICU・HCUでの看護
沖縄赤十字病院にはICU・HCUがあります。
集中治療を必要とする重症患者を受け入れており、看護師には高度な観察力やアセスメント能力が求められます。
年齢や疾患を問わずさまざまな患者に対応するため、幅広い知識や看護技術を身につける必要があります。
クリティカルケアの専門性を高めたい看護師にとって経験を積める部署です。
救急看護
沖縄赤十字病院には救急部門があります。
救急患者は緊急度や重症度が異なるため、看護師には患者の状態を迅速に把握し、必要な検査や治療につなげる能力が求められます。
医師やほかの医療スタッフと連携しながら患者に対応するため、救急看護について実践的に学べます。
小児看護
脳神経外科・脳神経内科・整形外科・小児科の混合病棟では、小児から高齢者まで幅広い患者を受け入れています。
小児看護では子どもの年齢や発達段階を考慮した観察やケアが必要です。
子ども本人だけでなく、保護者や家族への支援も重要になります。
周産期看護
沖縄赤十字病院は地域周産期母子医療センターとしての役割を担っています。
産婦人科病棟ではハイリスク妊産婦の管理や母体搬送、緊急手術などにも対応しています。
産科だけでなく婦人科の手術、化学療法、放射線療法などを受ける患者への看護も経験できます。
NICU・GCUでの看護
沖縄赤十字病院にはNICU6床、GCU9床があります。
小児科医、助産師、看護師などが連携し、24時間体制で新生児の治療と看護を行っています。
早産児やハイリスク新生児への看護だけでなく、カンガルーケア、母乳育児支援、退院支援、家族への支援などにも取り組んでいます。
新生児看護の専門性を高めたい看護師にとって経験を積める環境です。
手術室・周術期看護
沖縄赤十字病院には手術室があり、さまざまな診療科の手術に対応しています。
手術室看護師は器械出しや外回りなどを担当し、患者が安全に手術を受けられるよう支援します。
病棟やICU・HCUなどとも連携するため、手術前から手術後までを見据えた周術期看護を学ぶことができます。
がん看護・緩和ケア
沖縄赤十字病院では、手術や化学療法、放射線療法などを受けるがん患者にも対応しています。
院内では緩和ケア認定看護師も活動しています。
患者の身体的な苦痛だけでなく、心理的・社会的なつらさにも目を向け、患者本人と家族を支援します。
がん治療から緩和ケアまで幅広い看護を経験できます。
認定看護師
沖縄赤十字病院では、専門的な知識や技術を持つ認定看護師が活動しています。
緩和ケア、慢性呼吸器疾患、感染管理などの領域で専門性を持つ看護師が、患者へのケアや院内スタッフへの教育・相談などを行っています。
専門性の高い看護師と一緒に働きながら、日常の臨床を通して知識や技術を深められます。
災害看護・赤十字活動
沖縄赤十字病院ならではの特徴の一つが災害看護です。
地域災害拠点病院として災害発生時の医療を担うだけでなく、日本赤十字社の一員として救護活動に携わる機会があります。
看護師として通常の病院勤務だけでなく、災害医療や救護について学びたい人にとって特徴的な環境です。
実際に災害や国際的な緊急場面で支援活動を経験した看護師から学ぶ機会もあります。
チーム医療
沖縄赤十字病院の看護部では、医療チームの一員として地域医療に貢献することを基本方針としています。
医師、看護師だけでなく、薬剤師、リハビリテーションスタッフなどさまざまな専門職が連携しながら患者を支援します。
急性期治療だけでなく、患者が退院後にその人らしい生活を送れるよう多職種で支援しています。
沖縄赤十字病院はこんな看護師におすすめ
- 赤十字病院で働きたい看護師
- 那覇市の急性期病院で経験を積みたい人
- ICU・HCUでクリティカルケアを学びたい看護師
- 救急看護に携わりたい人
- 小児看護を経験したい看護師
- NICU・GCUで新生児看護を学びたい人
- 周産期看護に興味がある看護師・助産師
- 手術室・周術期看護を経験したい人
- がん看護や緩和ケアに興味がある看護師
- 認定看護師から専門的な看護を学びたい人
- キャリア開発ラダーを活用して成長したい看護師
- プリセプターによる新人教育を重視したい人
- 災害看護・災害医療に携わりたい看護師
- 赤十字の救護活動に興味がある人
- 多職種と連携した看護を経験したい看護師
沖縄県の看護師給料ランキングとの比較
沖縄赤十字病院では、日本赤十字社の給与制度に基づいた基本給が設定されています。
経験者には看護師としての経験年数による加算があり、入職後も定期的な昇給があります。
さらに通勤手当、住居手当、扶養手当、深夜勤務に関する手当、処遇改善手当などが用意され、賞与も年2回支給されます。
沖縄県内の病院と給与を比較するときは、初任給だけでなく、経験加算や夜勤回数、住居手当、賞与などを含めた年間待遇を確認することが大切です。
また、ICU・HCU、NICU・GCU、救急、周産期、手術室など幅広い看護領域に加え、赤十字病院ならではの災害看護や救護活動を学べることも勤務先を比較するポイントになります。
まとめ
沖縄赤十字病院は、那覇市にある日本赤十字社の総合病院です。
急性期医療を中心に、集中治療、救急、小児、周産期、新生児、手術、がんなど幅広い医療を提供しています。
キャリア開発ラダーやプリセプターシップによる教育体制があり、新人から経験者まで継続的に看護実践能力を高められる環境が整っています。
さらに、地域災害拠点病院として災害医療を担っており、赤十字ならではの救護活動について学べることも特徴です。
幅広い急性期看護を経験しながら、災害看護や専門性の高い看護にも挑戦したい人が検討しやすい病院です。

