四国こどもとおとなの医療センターの看護師年収は高い?給与・賞与・求人情報を解説

四国こどもとおとなの医療センターは、香川県善通寺市にある独立行政法人国立病院機構が運営する病院です。

小児・周産期医療から成人の急性期医療、救急・集中治療、重症心身障害医療まで幅広い機能を持ち、689床を有する大規模病院です。

看護師・助産師の常勤採用は国立病院機構中国四国グループで行われており、学歴別の初任給が設定されています。

経験者は職歴に応じて給与が加算されるほか、夜勤手当、住居手当、通勤手当なども支給されます。

ここでは、四国こどもとおとなの医療センターの看護師の給与・賞与・各種手当・年収・福利厚生・求人情報について詳しく解説します。

四国こどもとおとなの医療センターとは

四国こどもとおとなの医療センターは、香川県善通寺市にある国立病院機構の大規模病院です。

一般病床667床と児童精神科病床22床の合計689床を有しています。

大きな特徴は、病院名の通り「こども」と「おとな」の両方を対象とした高度な医療を提供していることです。

小児科、新生児内科、小児循環器内科、小児外科、小児心臓血管外科など小児専門診療科が充実しているほか、産科・周産期医療、成人の内科・外科系診療、救急・集中治療にも対応しています。

また、重症心身障害医療も担っており、一般的な急性期総合病院とは異なる幅広い看護を経験できる病院です。

基本情報

項目内容
病院名四国こどもとおとなの医療センター
運営独立行政法人国立病院機構
所在地香川県善通寺市仙遊町2丁目1番1号
病床数689床
一般病床667床
児童精神科病床22床
診療科51診療科
主な機能小児・周産期・急性期・救急・集中治療・重症心身障害医療
一般病棟看護配置7対1
看護方式固定チームナーシング
勤務体制3交替制
院内保育所あり
病児保育あり
看護職員宿舎あり

小児から成人まで非常に幅広い診療領域を持つため、看護師としてさまざまなキャリアを選択できることが特徴です。

四国こどもとおとなの医療センターの看護師年収は高い?

四国こどもとおとなの医療センターの常勤看護師は、国立病院機構職員給与規程に基づいて給与が決定されます。

新卒看護師は大学卒・3年課程卒・2年課程卒で基本給が異なり、さらに夜勤手当や住居手当、通勤手当などが勤務条件に応じて加算されます。

経験者については、看護師としての職歴などを考慮して給与が決定される仕組みです。

国立病院機構では経験を積んだ場合のモデル給与も公表されているため、入職後の収入の伸びをイメージしやすくなっています。

四国こどもとおとなの医療センターの給与

国立病院機構中国四国グループの看護師初任給は以下の通りです。

学歴基本給
看護師・大学卒(高度専門士含む)225,800円
看護師・短大3年卒・専門学校3年卒218,800円
看護師・短大2年卒・専門学校2年卒211,000円

上記は基本給で、夜勤手当や住居手当、通勤手当などは別途支給されます。

また、看護師として勤務した経験がある場合は、これまでの職歴を考慮して基本給が決定されます。

経験者は、これまでの看護師経験や職歴を考慮して給与が決定されます。

経験年数による給与

国立病院機構中国四国グループでは、専門学校3年卒の看護師について、採用1年目と採用5年目の給与モデルを公表しています。

モデルは借家に居住し、自動車で通勤しながら3交替夜勤を月8回担当する場合です。

経験モデル月収モデル年収
採用1年目約290,000~300,000円約410~420万円
採用5年目約310,000~320,000円約470~480万円

採用5年目になると、昇給などによって1年目よりも給与・年収が上昇するモデルとなっています。

上記は国立病院機構中国四国グループの標準的な給与モデルであり、四国こどもとおとなの医療センターだけを対象としたモデルではありません。

実際の給与は職歴、夜勤回数、住居、通勤方法、時間外勤務などによって異なります。

賞与・各種手当

四国こどもとおとなの医療センターでは、国立病院機構の給与規程に基づいて各種手当が支給されます。

主な手当には、夜間看護等手当、夜勤手当、住居手当、通勤手当、時間外勤務手当などがあります。

手当内容
夜間看護等手当夜勤実績に応じて支給
夜勤手当夜間勤務に応じて支給
住居手当条件に応じて支給
通勤手当月150,000円まで
時間外勤務手当時間外勤務に応じて支給
業績手当年2回

国立病院機構では、いわゆる賞与にあたる業績手当が支給されます。

夜勤を行う病棟看護師の場合は、基本給に夜勤関連の手当が加わるため、夜勤回数によって実際の月収が変わります。

四国こどもとおとなの医療センターの看護師年収

国立病院機構中国四国グループでは、看護師のモデル年収を公表しています。

専門学校3年卒で、借家に住み、自動車で片道5kmを通勤し、3交替夜勤を月8回担当した場合のモデル年収は、採用1年目で約410~420万円です。

採用5年目になると、モデル年収は約470~480万円となります。

経験を積むことで基本給が上昇するため、夜勤を継続しながら勤務した場合には年収アップが期待できます。

ただし、このモデルは国立病院機構中国四国グループ共通の参考例です。

実際の年収は夜勤回数、住居手当、通勤手当、時間外勤務、賞与などによって異なります。

福利厚生

四国こどもとおとなの医療センターでは、厚生労働省第二共済組合、厚生年金、労働保険などに加入します。

仕事中のけがや通勤中の事故などに対応する災害補償制度もあります。

敷地内には職員専用の食堂が設置されており、院内で食事をとることができます。

さらに、職員宿舎や院内保育所など、生活面を支える福利厚生も整っています。

国立病院機構は全国に病院を展開しているため、将来的に他施設で経験を積むなど、全国規模の病院グループならではのキャリア形成も可能です。

院内保育・子育て支援

四国こどもとおとなの医療センターには、敷地内に「こばと保育所」があります。

通常の保育だけでなく、夜間保育や土曜保育にも対応しています。

また、病児保育も利用できます。

育児休業は子どもが3歳になるまで取得でき、育児短時間休業については小学校就学前まで利用できます。

産前・産後休暇や看護休暇なども設けられています。

交替勤務を続けながら子育てをしたい看護師にとって、院内保育・夜間保育・病児保育がそろっていることは大きな特徴です。

看護職員宿舎・住宅支援

四国こどもとおとなの医療センターには職員宿舎があります。

病院から車で約5分の場所には「くすのきヒルズ」があり、単身用だけでなく世帯用の部屋も用意されています。

さらに、病院敷地内には「わかばハウス」もあります。

県外や遠方から就職する看護師にとって、勤務先の近くに住居を確保できることはメリットです。

また、国立病院機構の給与規程に基づき、対象となる職員には住居手当も支給されます。

休日・休暇

四国こどもとおとなの医療センターでは、4週8休を基本とした勤務となります。

病棟看護師は交替勤務のため、勤務表に基づいて休日が設定されます。

休暇制度として年次休暇や夏季休暇があります。

そのほか、結婚休暇、産前・産後休暇、看護休暇、介護休暇なども設けられています。

育児休業や介護休業制度も整っており、ライフステージの変化に合わせながら勤務を続けられる制度があります。

勤務時間

四国こどもとおとなの医療センターの看護部では、3交替勤務を採用しています。

病棟などの配属部署に応じて日勤・準夜勤・深夜勤を組み合わせて勤務します。

国立病院機構中国四国グループが公表している給与モデルでは、3交替勤務で月8回の夜勤を行うケースが示されています。

病院では看護職員の負担軽減にも取り組んでおり、多様な勤務形態の導入や業務量の調整、看護補助者の配置などを進めています。

求人情報

四国こどもとおとなの医療センターの常勤看護師・助産師は、国立病院機構中国四国グループで一括採用されています。

項目内容
募集職種看護師・助産師
常勤採用国立病院機構中国四国グループ一括採用
給与国立病院機構職員給与規程による
経験者職歴を考慮して給与決定
勤務体制3交替制
看護方式固定チームナーシング
院内保育所あり
夜間保育あり
病児保育あり
看護職員宿舎あり

常勤看護師は病院単独ではなく、中国四国グループ内の病院を対象とした一括採用となっている点に注意が必要です。

四国こどもとおとなの医療センターを希望する場合は、国立病院機構中国四国グループの採用試験で希望施設として選択します。

また、病院では非常勤看護師の直接採用も行っています。

非常勤看護師は時給1,500円で、週32時間勤務となっています。

教育・キャリア支援

四国こどもとおとなの医療センターでは、専門性の高い看護職員の育成に力を入れています。

看護部では固定チームナーシングを採用しており、患者さんに継続した看護を提供するとともに、チームの中で看護師の成長を支援しています。

小児・周産期・成人急性期・集中治療・重症心身障害など非常に幅広い領域があるため、興味のある分野で専門性を高めることができます。

国立病院機構の教育体制を活用しながら、臨床実践能力を段階的に高められることも特徴です。

小児・周産期看護を専門的に学べる

四国こどもとおとなの医療センターの大きな特徴が、小児・周産期医療の充実です。

小児科だけでなく、新生児内科、小児循環器内科、小児神経内科、小児血液・腫瘍内科、小児腎臓内科、小児外科、小児心臓血管外科など多数の小児専門診療科があります。

さらに産科や周産期内科も設置されているため、妊娠・出産から新生児、小児まで継続した医療に関わることができます。

小児看護や新生児看護、周産期看護の専門性を高めたい看護師・助産師にとって、香川県内でも特徴的な環境です。

PICU・ICUで集中治療看護を経験できる

四国こどもとおとなの医療センターには、こどものPICUとおとなのICUがあります。

PICU・ICUを合わせて12床を有し、24時間体制で集中治療を行っています。

小児では先天性心疾患の術後、高度な呼吸不全や臓器不全など、重症度の高い患者さんを受け入れています。

成人では心臓血管外科や脳神経外科などの大手術後、急性心筋梗塞などの循環器疾患、急変した患者さんなどに対応します。

集中治療室では患者さん2人に対して看護師1人を配置しており、人工呼吸器や補助循環装置などを使用する高度な集中治療看護を経験できます。

将来的に小児集中治療やクリティカルケア分野で専門性を高めたい看護師にも適した環境です。

重症心身障害看護にも携われる

四国こどもとおとなの医療センターは、重症心身障害医療も重要な役割の一つとしています。

一般病床667床のうち215床が重症心身障害病床です。

急性期病院とは異なり、長期的に医療的ケアを必要とする患者さんと継続して関わる看護を経験できます。

患者さん本人だけでなく家族への支援も重要となるため、生活に寄り添った看護や多職種連携について深く学べる分野です。

小児・成人急性期だけでなく、重症心身障害看護という専門領域を選択できることも、この病院ならではの特徴です。

四国こどもとおとなの医療センターはこんな看護師におすすめ

四国こどもとおとなの医療センターは、小児から成人まで幅広い看護を経験しながら専門性を高めたい看護師におすすめです。

  • 香川県の大規模病院で働きたい方
  • 国立病院機構の病院で働きたい方
  • 小児看護を専門的に学びたい方
  • 新生児・周産期医療に興味がある方
  • 助産師として働きたい方
  • PICUで小児集中治療看護を経験したい方
  • ICUで成人の集中治療看護を経験したい方
  • 急性期・救急看護に携わりたい方
  • 重症心身障害看護を経験したい方
  • 幅広い診療科で経験を積みたい方
  • 3交替勤務を希望する方
  • 経験を積みながら給与アップを目指したい方
  • 院内保育所のある病院を希望する方
  • 夜間保育や病児保育を利用したい方
  • 職員宿舎のある病院を探している方
  • 全国規模の病院グループでキャリアを築きたい方

小児・周産期だけでなく成人急性期や集中治療、重症心身障害まで選択肢があるため、入職後に幅広いキャリアを検討したい看護師にも適した病院です。

香川県の看護師給料ランキングとの比較

四国こどもとおとなの医療センターは、香川県内で給与を比較する際に、基本給だけでなく経験による給与の伸びにも注目したい病院です。

新卒看護師は大学卒・3年課程卒・2年課程卒で基本給が設定され、夜勤や住居、通勤などの条件に応じて各種手当が加算されます。

さらに国立病院機構中国四国グループでは、採用1年目と5年目のモデル月収・年収が公表されているため、長期勤務した場合の収入をイメージしやすくなっています。

給与以外にも院内保育所、夜間保育、病児保育、職員宿舎などがあり、子育て支援や住宅支援を含めた福利厚生も特徴です。

香川県内の病院を比較する場合は、月給だけでなく、経験による昇給、夜勤手当、賞与、子育て支援、住宅支援、教育環境などを総合的に比較したい病院です。

まとめ

四国こどもとおとなの医療センターは、香川県善通寺市にある国立病院機構の大規模病院です。

小児・周産期医療から成人の急性期・救急医療、集中治療、重症心身障害医療まで幅広い役割を担っています。

PICU・ICUなど高度な医療を提供する部署もあり、小児看護や集中治療看護など専門分野の経験を積むことができます。

院内保育所では夜間保育にも対応し、病児保育や育児短時間勤務など、子育てをしながら勤務を続けるための制度も整っています。

国立病院機構の教育・福利厚生制度を活用しながら、小児から成人まで幅広い看護経験を積み、専門性を高めたい看護師に適した病院です。