四万十市立市民病院の看護師年収は高い?給与・賞与・求人情報を解説

四万十市立市民病院は、高知県四万十市中村東町にある公立病院です。正式名称は「四万十市国民健康保険四万十市立市民病院」で、幡多地域の地域医療を支える中核病院として、急性期医療と在宅復帰支援の双方を担っています。

許可病床数は99床で、このうち現在は55床を稼働しています。内科、外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科を中心に、人工透析、手術、リハビリテーション、地域連携などにも対応しています。

看護師は四万十市の職員として採用され、新卒看護師の基本給が公表されています。採用前の職歴に応じた加算があるほか、賞与や住居手当、夜間勤務手当、看護職務に関する手当なども用意されています。

この記事では、四万十市立市民病院で働く看護師の給与や賞与、各種手当、福利厚生、休日、勤務時間、求人情報について詳しく解説します。

四万十市立市民病院とは

四万十市立市民病院は、四万十市が運営する公立病院です。

許可病床数は99床ですが、44床が休床しており、現在の稼働病床は55床です。現在の看護部でも55床の病院として紹介されており、小規模病院ならではの連携のしやすさを活かしながら、医師、看護師、コメディカルなどによるチーム医療に取り組んでいます。

病棟は一般病棟と地域包括ケア病棟で構成され、急性期の治療から退院・在宅復帰まで継続した支援を行っています。

基本情報

項目内容
病院名四万十市国民健康保険四万十市立市民病院
所在地高知県四万十市中村東町1丁目1-27
開設者四万十市
許可病床数99床
稼働病床数55床
病床種別一般病床
主な診療科内科、外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科
主な機能急性期医療、地域包括ケア、人工透析、手術、リハビリテーションなど
病棟勤務2交替制
看護方式受け持ち看護制
電子カルテあり

病院には透析科、手術室、リハビリテーション科、地域連携室なども設けられています。

四万十市立市民病院の看護師年収は高い?

四万十市立市民病院では、四万十市職員としての給与体系に基づいて看護師の給与が決定されます。

新卒者には初任給が設定され、既卒者については採用前の職歴に応じて給与が加算される場合があります。基本給とは別に、住居手当や夜間勤務手当、時間外勤務手当、看護職務に関する手当なども支給対象となります。

経験年数別の最新の年収モデルは確認できないため、実際の年収は採用時の経験加算や夜勤回数、各種手当などによって異なります。

四万十市立市民病院の給与

四万十市立市民病院では、新卒看護師の基本給が公表されています。

職種基本給
看護師・3年制課程新卒220,000円

採用前に看護師などとして勤務した職歴がある場合は、これまでの職歴に応じて基本給へ加算される場合があります。

賞与・各種手当

四万十市立市民病院では、賞与に加えて勤務内容や生活状況に応じた各種手当が用意されています。

項目内容
賞与年2回
昇給年1回
通勤手当あり
住居手当あり
時間外勤務手当あり
夜間勤務手当あり
宿直手当あり
看護職務(処遇改善)手当あり

賞与は夏季・冬季の年2回、昇給は年1回です。看護師には通勤手当、住居手当、時間外勤務手当、夜間勤務手当、宿直手当、看護職務に関する処遇改善手当などが支給されます。

福利厚生

四万十市立市民病院の正職員看護師は、市職員として各種福利厚生制度の対象となります。

看護師向けの募集案内では、育児休暇、育児参加休暇、子どもの看護休暇、不妊治療休暇など、仕事と家庭生活を両立するための休暇制度が紹介されています。

また、高知県奨学貸付金指定医療機関となっており、看護学生の就職先としても選択肢になります。

休日・休暇

四万十市立市民病院では、公立病院として休日・休暇制度が整えられています。

看護師向け採用情報では、年間休日は120日程度とされ、年次有給休暇や夏季休暇なども用意されています。

項目内容
年間休日120日程度
年次有給休暇あり
夏季休暇あり
育児休暇あり
育児参加休暇あり
子どもの看護休暇あり
不妊治療休暇あり

病院看護師は夜勤を含む交替勤務となるため、休日は勤務表に基づいて取得します。

勤務時間

四万十市立市民病院の病棟看護師は2交替制です。

勤務勤務時間
日勤8:30~17:15
夜勤16:30~翌9:00

現在は日勤と夜勤による2交替制で、24時間切れ目なく入院患者の看護を行っています。夜勤中は看護ケアや巡回、点滴管理、看護記録、採血準備などを行い、交替で仮眠を取る勤務体制です。

求人情報

四万十市立市民病院では、看護師の採用を行っています。

正規職員の採用試験では看護師の募集実績があり、作文試験と面接試験による選考が行われています。直近の正規職員募集では複数名の看護師採用が予定されていました。

また、病院では会計年度任用職員の看護師も随時募集しています。正規職員と会計年度任用職員では給与体系や雇用条件が異なるため、求人を確認するときは雇用区分を分けて見ることが重要です。

急性期から在宅復帰まで関われる

四万十市立市民病院の看護部は、病院の役割を「急性期医療と在宅復帰の両方の機能を備えている地域の中核病院」としています。

急性期治療を受ける患者への状態観察や処置だけでなく、退院後の生活を見据えた支援にも関われます。

治療中心の看護だけでなく、患者が地域で生活を続けるための退院支援まで経験したい看護師に向いています。

地域包括ケア看護を経験できる

病棟には一般病床と地域包括ケア病床があり、患者の退院支援に取り組んでいます。

現在稼働している病棟は55床で、高齢患者の割合が高いことも特徴です。看護師は患者とのコミュニケーションを大切にしながら、入院から退院まで継続した看護を行っています。

高齢者看護や地域包括ケア、退院調整について学びたい人にも適した環境です。

受け持ち看護制を採用している

四万十市立市民病院の病棟では「受け持ち看護制」を採用しています。

患者の入院から退院まで一人の看護師が担当し、それぞれの患者に応じた看護計画を立てながら継続的な看護を行います。

患者の入院生活全体に関わり、一人ひとりの状態や生活背景に合わせた看護を実践したい人に向いています。

高齢者看護の経験を積める

四万十市立市民病院の入院患者は高齢者の割合が高く、病棟では高齢患者への看護が重要な役割となっています。病院の紹介では、病棟患者の約9割が高齢者であることが示されています。

高齢患者では複数の慢性疾患や身体機能の低下を抱えているケースも多く、医療処置だけでなく食事、排泄、清潔、移動などの日常生活援助も重要です。

高齢者とじっくり関わりながら、生活を支える看護を経験したい人にも適しています。

救急医療に携われる

四万十市立市民病院では、通常診療時間外にも急患を受け入れており、地域の救急医療を担っています。

病棟でも緊急入院患者を受け入れており、看護師や医師、多職種が連携しながら治療や苦痛緩和に取り組んでいます。

地域の中核病院で急性期・救急看護の経験を積みたい人にも選択肢となります。

人工透析看護を経験できる

四万十市立市民病院では人工透析を行っており、院内に透析科があります。

透析看護では、治療中の患者の状態管理に加え、慢性腎臓病患者の長期的な療養生活を支えることが重要です。

急性期病棟だけでなく、慢性疾患や透析領域の専門性を深めたい看護師にも活躍できる分野があります。

外科・手術看護にも携われる

病院には外科や整形外科、脳神経外科があり、手術室も設置されています。

外科では、がんなどの専門的な治療から、虫垂炎や胆石、外傷など地域医療で必要となる幅広い外科疾患を診療しています。

手術前後の患者の看護や周術期看護に興味がある人にも適した病院です。

多職種連携を重視している

四万十市立市民病院では、小規模病院の特徴を活かし、医師、看護師、コメディカルなどが密に連携したチーム医療に取り組んでいます。

病棟看護師もリハビリテーションスタッフや医療ソーシャルワーカーなどとカンファレンスを行い、患者の治療や退院後の生活について検討しています。

多職種とコミュニケーションを取りながら患者を支える看護を経験したい人に向いています。

看護師の教育・人材育成に力を入れている

看護部では、安全で質の高い看護を提供するため、主体的に考えて行動できる看護師の育成に取り組んでいます。

採用案内ではプリセプター制度を取り入れており、看護技術の指導だけでなく精神面での支援も重視しています。病院全体で人材育成に取り組み、院内研修や各委員会、多職種からのサポートを通して成長できる環境が紹介されています。

新卒から公立病院で経験を積みたい看護師にも注目したい教育環境です。

2交替制でまとまった勤務体制になっている

病棟勤務は日勤と夜勤による2交替制です。

夜勤が長時間になる一方で、従来の準夜勤・深夜勤に分かれた3交替制と比べて勤務時間帯がシンプルになっています。病院では看護師確保や働き方の見直しの一環として2交替制を導入しています。

2交替制の病院を希望している看護師にとって、勤務体系を比較する際のポイントになります。

四万十市立市民病院はこんな看護師におすすめ

四万十市立市民病院は、次のような看護師におすすめです。

・公立病院で働きたい人
・四万十市や幡多地域の地域医療に携わりたい人
・急性期看護を経験したい人
・地域包括ケアや退院支援を学びたい人
・高齢者看護に興味がある人
・救急医療に携わりたい人
・人工透析看護を経験したい人
・外科や周術期看護に興味がある人
・患者を入院から退院まで継続して受け持ちたい人
・多職種連携を重視したい人
・プリセプター制度のある病院を希望する人
・2交替制で働きたい人
・市職員として長く働きたい人

急性期医療だけでなく、地域包括ケアや在宅復帰支援まで患者と継続的に関わりながら、地域医療に貢献したい看護師に向いています。

高知県の看護師給料ランキングとの比較

四万十市立市民病院の給与を高知県内の病院と比較するときは、基本給だけでなく、賞与や経験加算、住居手当、夜間勤務手当などを含めた待遇全体で比較することが大切です。

四万十市立市民病院では新卒看護師の初任給が明確に設定されているほか、採用前の職歴が給与に反映される場合があります。賞与は年2回、昇給は年1回で、各種手当も用意されています。

また、公立病院としての休暇制度や、120日程度の年間休日、プリセプター制度、2交替勤務なども病院選びの比較ポイントになります。

まとめ

四万十市立市民病院は、高知県四万十市にある公立病院です。

急性期医療と在宅復帰支援の双方を担い、一般病棟と地域包括ケア病棟を中心に、救急、人工透析、手術、リハビリテーションなど幅広い地域医療に対応しています。

小規模病院の特徴を活かした多職種連携や、患者を入院から退院まで担当する受け持ち看護制も特徴です。

公立病院で安定したキャリアを築きながら、四万十市・幡多地域の急性期医療や退院支援、高齢者看護に幅広く携わりたい看護師にとって検討したい病院のひとつです。