愛媛県立新居浜病院の看護師年収は高い?給与・賞与・求人情報を解説

愛媛県立新居浜病院は、愛媛県新居浜市にある県立病院です。

東予地域の中核病院として、三次救急を担う東予救命救急センターを設置しているほか、ICU・HCU、NICU・GCUなどを備えています。

救急・集中治療だけでなく、周産期医療、地域包括ケア、へき地医療、災害医療など幅広い役割を担っていることが特徴です。

正規看護師は愛媛県職員として採用され、基本給に救急病院看護業務手当が加算されます。

夜勤を担当すると夜間勤務手当や夜間看護等手当が支給され、条件を満たす場合には住居手当、扶養手当、通勤手当なども受けられます。

この記事では、愛媛県立新居浜病院で働く看護師の給与や賞与、各種手当、福利厚生、休日、勤務時間、求人情報について詳しく解説します。

愛媛県立新居浜病院とは

愛媛県立新居浜病院は、新居浜市本郷にある愛媛県立の総合病院です。

許可病床数は208床で、一般病床203床、結核病床3床、感染症病床2床を有しています。

一般病床にはICU8床、HCU12床、NICU6床、GCU6床が含まれており、救急・集中治療から周産期・新生児医療まで高度な医療に対応できる体制です。

東予救命救急センターでは重篤な救急患者を24時間体制で受け入れており、新居浜・西条だけでなく四国中央市から今治市までを含む東予地域の三次救急医療を担っています。

また、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院、へき地医療拠点病院、一次脳卒中センターなどとしても地域医療を支えています。

基本情報

項目内容
病院名愛媛県立新居浜病院
所在地愛媛県新居浜市本郷3丁目1番1号
設置者愛媛県
病床数208床
一般病床203床
結核病床3床
感染症病床2床
ICU8床
HCU12床
NICU6床
GCU6床
一般病棟看護配置7対1
看護提供方式固定チームナーシング+DPNS
勤務形態3交替制
救命救急センターあり
地域周産期母子医療センターあり
看護師寮あり
院内保育所あり

看護部では一般病棟のほか、地域包括ケア病棟、ICU・HCU、NICU・GCU、救命救急センター、手術室、透析室、外来などで看護師が活躍しています。

愛媛県立新居浜病院の看護師年収は高い?

愛媛県立新居浜病院の正規看護師には、愛媛県立病院共通の給与制度が適用されます。

新卒看護師は学歴によって基本給が設定されており、全員に救急病院看護業務手当が支給されます。

夜勤を担当する場合には、夜間勤務手当と夜間看護等手当が別途加算されます。

また、対象となる職員には住居手当、扶養手当、通勤手当、時間外勤務手当なども支給されます。

賞与にあたる期末・勤勉手当も年2回支給されるため、愛媛県内の病院と比較するときは基本給だけでなく、賞与や夜勤関連手当を含めて確認するとよいでしょう。

愛媛県立新居浜病院単独の標準的な看護師年収モデルは公表されていないため、推測による年収額は掲載していません。

愛媛県立新居浜病院の給与

愛媛県立病院では、新卒看護師の初任給が学歴別に設定されています。

学歴基本給救急病院看護業務手当合計
大学4年卒272,478円12,000円284,478円
3年課程卒268,554円12,000円280,554円
2年課程卒265,033円12,000円277,033円

3年課程には、高校卒業後に入学する修業年限3年以上の看護師学校・養成所なども含まれます。

2年課程についても、該当する看護師学校・養成所の卒業者が対象となります。

上記に加えて、病棟などで夜勤を担当する場合には夜間勤務手当や夜間看護等手当が支給されます。

また、看護師としての経験がある人は経験年数に応じて給与が加算されるため、中途採用では新卒初任給より高い給与からスタートする可能性があります。

看護系大学院や保健師・助産師養成施設などを卒業している場合も、修学区分に応じて加算される制度があります。

賞与・各種手当

愛媛県立新居浜病院では、基本給に加えて各種手当が用意されています。

項目内容
賞与年2回
賞与支給期末・勤勉手当
賞与実績年間4.65ヶ月分
昇給年1回
救急病院看護業務手当月12,000円
夜間勤務手当深夜時間帯の勤務に対して給与額の25%
夜間看護等手当1回2,150円~3,550円
深夜を含む勤務の夜間看護等手当1回7,300円
住居手当月額最大27,000円
扶養手当配偶者・子など条件に応じて支給
通勤手当通勤方法・距離に応じて支給
時間外勤務手当勤務実績に応じて支給
航空手当ドクターヘリ搭乗業務などで支給
退職手当あり

賞与にあたる期末・勤勉手当は年2回支給され、年間4ヶ月を超える支給実績があります。

夜勤を行う看護師には、夜間看護等手当だけでなく、午後10時から午前5時までの勤務に対する夜間勤務手当も加算されます。

夜間看護等手当は勤務時間によって1回2,150円~3,550円で、勤務の全部が深夜を含む場合には1回7,300円です。

さらに夜間看護等手当は、月9回目以降の勤務では単価が倍額となる制度があります。

福利厚生

愛媛県立新居浜病院の正規看護師は地方公務員となり、愛媛県職員として各種福利厚生制度を利用できます。

主な福利厚生は以下の通りです。

・地方職員共済組合
・地方公務員災害補償基金
・退職手当制度
・看護師寮
・院内保育所
・住居手当
・育児休業制度
・育児短時間勤務制度
・介護休暇
・各種特別休暇
・ユニフォーム貸与
・看護靴支給
・愛媛県職員互助会
・カフェテリアプラン
・スポーツジム利用助成
・レジャー・文化活動に関する助成

県職員互助会では、旅行やコンサート、整体などに利用できるカフェテリアプランのほか、スポーツジムやレジャー施設などの助成制度もあります。

月1万円台の看護師寮を利用できる

愛媛県立新居浜病院には看護師寮があります。

新居浜病院の看護師寮は民間の1Kタイプの物件を利用した形式となっており、病院外にあります。

項目内容
間取り1K
広さ約21~25㎡
家賃月13,000円前後
共益費月5,000円前後
駐車場月5,000~5,500円程度
設備エアコン・2口電気コンロなど
戸数10戸程度

光熱水費や駐車場などは個人契約ですが、一般的な賃貸住宅と比較して住居費を抑えられる可能性があります。

病院独自の案内では、新規採用者を対象に一定期間、民間アパートを借り上げる制度も案内されています。

新居浜市外や愛媛県外から就職する看護師にとって、住居費を抑えて新生活を始められる点はメリットです。

院内保育所を利用できる

愛媛県立新居浜病院には院内保育所が設置されています。

対象は1歳から3歳までの乳幼児で、通常の保育時間は7時30分から18時までです。

希望に応じて夜間保育や土曜保育にも対応しています。

さらに、愛媛県立病院では子どもが満3歳になるまで利用できる育児休業や、小学校就学前まで利用できる育児短時間勤務制度なども整備されています。

夜勤や交替勤務のある看護師にとって、院内保育所と育児支援制度の両方が用意されている点は注目したいポイントです。

休日・休暇

愛媛県立新居浜病院では、愛媛県職員として各種休暇制度を利用できます。

項目内容
年次有給休暇年20日
夏季休暇最大5日
結婚休暇5日
産前休暇原則8週間
産後休暇8週間
子の看護等休暇年5日・子が2人以上の場合は年10日
育児休業あり
育児短時間勤務あり
介護休暇あり
その他特別休暇あり

年次有給休暇は年20日で、使用状況に応じて最高20日まで翌年へ繰り越すことができます。

夏季休暇や結婚休暇、子の看護等休暇なども用意されており、育児や介護などライフステージの変化に対応しながら働きやすい制度です。

勤務時間

愛媛県立病院の正規看護師は、1週間あたり38時間45分勤務で、原則として3交替制となっています。

勤務勤務時間
日勤8:30~17:15
準夜勤16:30~翌1:15
深夜勤0:30~9:15

各勤務には休憩時間が設けられています。

愛媛県立新居浜病院の看護部でも3交替制を基本としており、一般病棟、ICU・HCUなどで交替勤務を行っています。

手術室や救急などでは部署独自の勤務や待機体制が設定される場合があるため、希望部署がある場合は応募時に確認するとよいでしょう。

求人情報

愛媛県立新居浜病院の正規看護師は、愛媛県立病院の看護師採用試験を通じて採用されます。

項目内容
職種看護師
雇用形態正規職員
身分愛媛県職員
主な勤務病棟、救命救急、ICU・HCU、NICU・GCU、外来、手術室、透析室など
勤務形態原則3交替制
賞与年2回
昇給年1回
退職手当あり
看護師寮あり
院内保育所あり

愛媛県立病院では、県立中央病院、今治病院、新居浜病院、南宇和病院などで看護師が勤務します。

配属や異動については、職員の希望だけでなくキャリア形成や適性、各病院・部署の状況などを考慮して決定されます。

なお、愛媛県立新居浜病院では正規職員とは別に会計年度任用職員が募集される場合があります。

会計年度任用職員は正規の愛媛県職員とは給与体系や雇用条件が異なるため、求人を比較するときは区別して確認することが大切です。

東予救命救急センターで救急看護を経験できる

愛媛県立新居浜病院には東予救命救急センターがあります。

重篤な救急患者を24時間体制で受け入れており、東予地域における三次救急医療を担っています。

救急搬送された患者への初期対応からICU・HCUでの集中治療、回復後の生活を見据えた支援まで経験できることが特徴です。

救急看護や集中治療看護について専門的に学びたい看護師にとって、実践経験を積みやすい病院といえるでしょう。

ICU・HCUで重症患者看護を学べる

愛媛県立新居浜病院にはICU8床とHCU12床があります。

一般病棟よりも集中的な観察や治療を必要とする患者への看護を経験でき、人工呼吸器や各種モニターを使用する患者への対応、急変対応、術後管理などのスキルを身につける機会があります。

救命救急センターと連携して重症患者を受け入れているため、急性期看護の専門性を高めたい人にも適しています。

NICU・GCUで新生児看護を経験できる

愛媛県立新居浜病院は地域周産期母子医療センターとしての役割を担っています。

NICU6床・GCU6床を備えており、専門的な治療や観察を必要とする新生児に対応しています。

新生児の全身管理だけでなく、突然の入院や治療に不安を抱える家族への支援も重要な看護業務です。

新生児看護や周産期医療に興味のある看護師にとって、専門的な経験を積める環境といえるでしょう。

地域包括ケアまで経験できる

愛媛県立新居浜病院には急性期一般病棟だけでなく、地域包括ケア病棟もあります。

看護部の病棟構成では、地域包括ケア病棟として40床が設けられています。

救急や急性期治療を受ける患者への看護だけでなく、治療後の在宅復帰や退院調整まで経験できることが特徴です。

急性期だけに特化せず、患者が地域で生活するところまで見据えた看護を学びたい人にも向いています。

固定チームナーシングとDPNSを導入

愛媛県立新居浜病院では、看護提供方式として固定チームナーシングとDPNSを採用しています。

チーム単位で患者を継続的に支えながら、看護師同士が協力して業務を進める体制です。

新人看護師や経験の浅い看護師にとっても、先輩へ相談・確認しながら看護を実践しやすい環境につながります。

高度な判断を求められる急性期や救急の現場でも、一人で業務を抱え込まずチームで患者を支えることを重視しています。

新人看護師の教育体制が充実

愛媛県立新居浜病院では、新人看護師に対する教育体制を整えています。

各部署には教育担当者や実地指導者が配置され、実地指導者がOJTを通して新人看護師への直接指導や評価を行います。

集合研修と部署での実践を組み合わせながら、看護技術や臨床判断能力を段階的に高められる仕組みです。

看護部ではキャリアラダーや認定看護師による教育も行っており、新人だけでなく経験を積んだ看護師も継続して成長できる環境が整っています。

育児短時間勤務中もキャリア形成を支援

愛媛県立新居浜病院では、育児短時間勤務や部分休業を利用している看護師を対象とした教育プログラムも設けています。

対象者が研修へ参加できるよう勤務を調整し、集合研修だけでなく現場での研修も行っています。

育児中だから教育やキャリアアップが止まってしまうのではなく、短時間勤務をしながら看護師として成長を続けられるよう支援していることが特徴です。

出産や育児後も長期的に看護師としてキャリアを築きたい人にとって注目したい取り組みです。

愛媛県立新居浜病院はこんな看護師におすすめ

愛媛県立新居浜病院は、次のような看護師におすすめです。

・新居浜市や東予地域で働きたい人
・県立病院の正規看護師として働きたい人
・地方公務員として長期的に勤務したい人
・三次救急に携わりたい人
・救命救急センターで働きたい人
・ICU・HCUで重症患者看護を経験したい人
・NICU・GCUで新生児看護を学びたい人
・周産期医療に興味がある人
・急性期から地域包括ケアまで経験したい人
・新人教育が充実した病院を選びたい人
・経験年数を給与に反映してもらいたい人
・賞与や福利厚生を重視したい人
・看護師寮を利用したい人
・院内保育所のある病院を探している人
・育児とキャリアアップを両立したい人

特に、救急・集中治療・周産期など専門性の高い急性期看護を経験しながら、県立病院の安定した環境でキャリアを築きたい看護師に向いています。

愛媛県の看護師給料ランキングとの比較

愛媛県立新居浜病院の看護師給与を愛媛県内の病院と比較する場合は、基本給だけでなく救急病院看護業務手当や夜勤関連手当、賞与まで含めて確認することが重要です。

愛媛県立病院では学歴別の初任給が明確に設定されており、看護師としての経験がある場合は経験年数に応じた加算もあります。

また、夜勤を担当すると夜間勤務手当と夜間看護等手当が支給され、住居手当や扶養手当なども条件に応じて加算されます。

給与以外では、看護師寮や院内保育所、年次有給休暇、夏季休暇、育児短時間勤務などの福利厚生も特徴です。

愛媛県の看護師給料ランキングで比較するときは、毎月の給与だけでなく、賞与、夜勤手当、昇給、住宅支援、休日、子育て支援なども含めて総合的に判断するとよいでしょう。

まとめ

愛媛県立新居浜病院は、新居浜市を中心とする東予地域の高度急性期・急性期医療を担う県立病院です。

東予救命救急センターをはじめ、ICU・HCU、NICU・GCUなどを備えており、救急・集中治療や周産期・新生児看護など専門性の高い分野を経験できます。

一方で地域包括ケア病棟もあり、急性期治療から退院・地域生活への移行まで幅広く患者を支援できることも特徴です。

看護部では固定チームナーシングとDPNSを採用し、新人教育やキャリアラダー、育児短時間勤務者への教育支援など、継続的に成長するための体制も整えています。

公的病院の安定した環境で働きたい人や、救急・集中治療・周産期など専門性の高い看護を経験したい看護師にとって、検討したい病院のひとつといえるでしょう。