大阪母子医療センターの看護師年収は高い?給与・賞与・求人情報を解説

大阪母子医療センターへの就職・転職を検討している方の中には、「看護師の給与は高い?」「助産師には手当がある?」「周産期や小児看護を専門的に学べる?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

大阪母子医療センターは、大阪府和泉市にある周産期・小児医療に特化した高度専門医療機関です。

妊産婦や低出生体重児、新生児に対する高度な周産期医療から、新生児期・乳幼児期・学童期・青年期までの小児医療を提供しており、母性・新生児・小児領域で専門性を高めたい看護師・助産師に注目されています。

この記事では、大阪母子医療センターの看護師・助産師の給与や賞与、各種手当、福利厚生、求人情報について詳しく解説します。

大阪母子医療センターとは

大阪母子医療センターは、大阪府和泉市室堂町にある地方独立行政法人大阪府立病院機構が運営する公的病院です。

周産期医療の専門的な基幹施設として、地域の医療機関では対応が難しい妊産婦や低出生体重児、新生児などに対する高度な医療を提供しています。

さらに、小児医療部門では新生児期から青年期まで継続的な医療を提供しています。

看護部では、周産期部門に母性棟、分娩部、母性外来、新生児棟があり、小児部門には7つの小児病棟があります。

さらに、集中治療室や手術室などを含め、全部で17部署に看護師が配置されています。

看護部では「親と子の絆を大切にし、心のこもった看護を提供します」という理念を掲げ、母性・新生児・小児看護の専門性を持つ看護師の育成にも力を入れています。

基本情報

項目内容
病院名大阪母子医療センター
所在地大阪府和泉市室堂町840
運営地方独立行政法人大阪府立病院機構
病院種別公的病院
病床数375床
職員数1,405人
看護師数667人
看護配置7対1
看護方式パートナーシップ体制・チームナーシング・一部受け持ち制
主な領域周産期・新生児・小児・集中治療・手術など
勤務形態2交替制
募集職種看護師・助産師

大阪母子医療センターでは、母性外来に1日約170人、小児外来に1日約700人が受診しています。

入院患者数は1日約300人で、母性・小児領域に特化した大規模な専門医療機関となっています。

大阪母子医療センターの看護師年収は高い?

大阪母子医療センターでは、看護師の学歴に応じて初任給が設定されています。

4年制大学卒看護師の場合、基本給と主要手当を合わせたモデル月給は36万円台です。

3年課程卒でも35万円台、2年課程卒でも34万円台となっており、夜勤や住宅手当を含めることで月給が大きく上がります。

さらに、賞与は基本給等の4.65か月分が見込まれています。

通勤手当や扶養手当、時間外勤務手当なども条件や勤務実績に応じて別途支給されるため、基本給だけではなく年間の総支給額で比較したい病院です。

大阪母子医療センターの給与

大阪母子医療センターでは、看護師の学歴に応じて基本給と主要手当が設定されています。

職種・学歴基本給主要手当月給
看護師(4年制大学卒)274,104円88,624円362,728円
看護師(3年課程卒)266,095円88,260円354,355円
看護師(2年課程卒)256,845円87,840円344,685円
助産師看護師給与+助産師手当3,000円/月を加算学歴等に応じて決定

基本給には地域手当が含まれています。

主要手当には、2交替制の夜勤月4回分、住居手当27,000円、看護職員処遇改善手当12,000円が含まれています。

4年制大学卒看護師の場合、基本給274,104円に主要手当88,624円を加えたモデル月給は362,728円です。

3年課程卒では354,355円、2年課程卒では344,685円となります。

助産師には看護師としての給与に加えて、月額3,000円の助産師手当が支給されます。

また、時間外勤務手当や通勤手当、扶養手当などについては条件や勤務実績に応じて別途支給されます。

経験者は、これまでの看護師経験や職歴を考慮して給与が決定されます。

賞与・各種手当

大阪母子医療センターでは、基本となる給与に加えて賞与や各種手当が用意されています。

項目内容
賞与年2回・基本給等の4.65か月分
地域手当基本給・扶養手当等の合計の12.8%
夜勤手当深夜・準夜勤務に対し2,600~9,200円
住宅手当最大27,000円/月
通勤手当最大55,000円/月
扶養手当配偶者13,800円/月
扶養手当子6,500円/月
助産師手当3,000円/月
専門看護師手当5,000円/月
認定看護師手当3,000円/月
看護職員処遇改善手当12,000円/月
夜間特殊業務等手当勤務実績に応じて支給
時間外勤務手当勤務実績に応じて支給

賞与は6月と12月の年2回支給され、基本給等の4.65か月分が見込まれています。

夜勤手当については、深夜・準夜勤務に対して1回2,600円~9,200円の範囲で支給されます。

さらに、夜勤1回ごとに夜間特殊業務手当も支給されます。

4年制大学卒看護師のモデルでは、2交替夜勤を月4回行った場合の夜勤関連手当として48,000円が月給に反映されています。

時間外勤務手当については実績に応じて別途支給されます。

福利厚生

大阪母子医療センターでは、公的病院として福利厚生や各種支援制度が整っています。

  • 地方職員共済組合
  • 互助会制度
  • 財形貯蓄制度
  • 退職金制度
  • 院内託児所
  • 病児保育
  • 住宅手当
  • 扶養手当
  • 通勤手当
  • 年次休暇
  • 病気休暇
  • 結婚に関する特別休暇
  • 出産に関する特別休暇
  • 子の看護休暇
  • 不妊治療休暇
  • 介護休暇
  • ユニフォーム貸与
  • ナースシューズ貸与

院内託児所は生後2か月から就学前まで利用できます。

平日は8時から18時まで利用でき、21時までの延長保育にも対応しています。

第4土曜日・日曜日にも保育を実施しているほか、病児保育にも対応しています。

子育てをしながら看護師・助産師としてキャリアを継続したい方にとって注目したい福利厚生です。

休日・休暇

大阪母子医療センターは4週8休制です。

週38時間45分、4週間で155時間勤務となるようシフトが組まれています。

年次休暇は年間25日です。

さらに、病気休暇は90日まで用意されています。

このほかにも、結婚、出産、子の看護、不妊治療などに関する特別休暇や介護休暇など、有給の休暇制度が用意されています。

祝日に勤務した場合には、代休の取得または休日勤務手当の支給があります。

勤務時間

大阪母子医療センターでは、2交替制が採用されています。

勤務勤務時間
日勤8:30~17:00
長日勤8:30~18:00
長日勤8:30~20:45
夜勤16:30~翌9:00
夜勤20:00~翌9:30

部署によって勤務パターンが異なります。

日勤は休憩45分で実働7時間45分です。

夜勤についても14時間45分勤務の病棟と12時間勤務の病棟があり、配属先によって勤務時間が異なります。

求人情報

大阪母子医療センターでは、看護師・助産師の正職員採用を行っています。

採用人数は約50人です。

看護師免許を有する方、または看護師免許に加えて助産師免許を有する方のほか、資格取得見込みの方も募集対象となっています。

また、夜勤が可能であることが応募条件となっています。

選考は個別面接と適性検査によって行われます。

大阪母子医療センターでは、周産期部門に母性棟、分娩部、母性外来、新生児棟があり、小児部門には7つの小児病棟があります。

さらに、集中治療室や手術室などもあり、母性・新生児・小児領域で幅広い看護経験を積むことができます。

教育・キャリア支援

大阪母子医療センターでは、母性・小児領域の専門性を高めるための教育体制が充実しています。

新人看護師には約1年間の新人研修が用意されています。

部署ローテーションや技術演習だけでなく、母子関係、子どもの発達、虐待、他職種の役割、医療安全など、母子医療に必要な幅広い知識を学びます。

2年目以降はクリニカルラダー別の研修プログラムが用意されており、自身の経験や能力に応じて段階的に成長できます。

さらに、専門性を高めたい看護師向けのキャリア支援制度も充実しています。

専門看護師・認定看護師・助産師など、高度な専門知識や技術を習得するための長期自主研修支援制度があり、対象となる看護師には月額最大15万円の支援金が支給されます。

専門資格の取得を目指す看護師にとって、非常に注目したい制度です。

専門看護師・認定看護師

大阪母子医療センターでは、母性・小児領域を中心に専門性の高い看護師が活躍しています。

専門看護師は、小児看護、母性看護、家族看護、がん看護などの分野で計7名が在籍しています。

認定看護師は、皮膚・排泄ケア、感染管理、新生児集中ケア、小児救急看護、集中ケア、手術看護などの分野で計10名が在籍しています。

母性・小児領域だけでなく、集中治療や感染管理、手術看護などさまざまな専門分野を学べる環境です。

働きやすさ

大阪母子医療センターでは、看護師の働き方に関するデータも公開されています。

月平均の所定外労働時間は約8時間です。

看護師の平均有給休暇取得日数は17日を超えており、年間25日の年次休暇制度と合わせて休暇を取得しやすい環境づくりが進められています。

また、育児休業についても男女ともに取得実績があります。

常勤看護師の平均年齢は36歳、平均勤続年数は11年以上となっており、長期的に勤務している看護師も多い病院です。

大阪母子医療センターはこんな看護師におすすめ

大阪母子医療センターは、次のような看護師・助産師におすすめです。

  • 周産期医療を専門的に学びたい助産師
  • 新生児看護を専門分野にしたい方
  • 小児看護を専門的に学びたい方
  • 小児集中治療や小児救急に興味がある方
  • ハイリスク妊産婦への看護・助産を経験したい方
  • 専門看護師・認定看護師を目指したい方
  • 資格取得支援が充実した病院で働きたい方
  • 住宅手当など各種手当を重視したい方
  • 年次休暇が多い病院を探している方
  • 院内託児所や病児保育を利用したい方

特に、母性・新生児・小児領域を自分の専門分野として長期的なキャリアを築きたい看護師・助産師におすすめです。

専門資格取得に対する支援制度も充実しているため、将来的に母性看護・小児看護のスペシャリストを目指したい方にも適しています。

大阪府の看護師給料ランキングとの比較

大阪府内には大学病院や公立・公的病院、赤十字病院、民間の大規模病院など、給与水準の高い医療機関が多数あります。

大阪母子医療センターでは、4年制大学卒看護師の場合、夜勤月4回や住宅手当などを含めたモデル月給が36万円台となっています。

3年課程卒でも35万円台、2年課程卒でも34万円台となっており、夜勤を含む病棟勤務では比較的高い月給を期待できます。

さらに、賞与は基本給等の4.65か月分が見込まれており、住宅手当や通勤手当、扶養手当なども条件に応じて支給されます。

助産師には月額3,000円、専門看護師には月額5,000円、認定看護師には月額3,000円の資格に応じた手当も用意されています。

大阪府内で看護師給与を比較する場合は、基本給だけでなく、夜勤関連手当や住宅手当、賞与、資格手当などを含めた年間待遇で比較するとよいでしょう。

まとめ

大阪母子医療センターは、大阪府和泉市にある周産期・新生児・小児医療に特化した高度専門医療機関です。

妊産婦から新生児、小児まで幅広く対応しており、母性・新生児・小児領域で専門性の高い看護を経験できます。

看護師・助産師には学歴や資格に応じた給与体系が設定され、夜勤や住宅、資格などに関する各種手当も用意されています。

また、年間25日の年次休暇や院内託児所、病児保育など福利厚生も充実しています。

専門看護師・認定看護師などを目指す看護師へのキャリア支援も整っているため、大阪府内で母性・新生児・小児看護の専門性を高めながら長期的なキャリアを築きたい看護師・助産師におすすめの病院です。