香川県立白鳥病院の看護師年収は高い?給与・賞与・求人情報を解説

香川県立白鳥病院は、香川県東かがわ市にある県立病院です。

香川県東部の地域医療を支える病院として、一般診療だけでなく救急医療や循環器医療、地域包括ケアなど幅広い役割を担っています。

看護師は香川県病院局の職員として採用され、地方公務員として安定した給与体系や福利厚生を受けられることが大きな特徴です。

2026年度の香川県病院局では看護師30名程度の採用が予定されており、新卒だけでなく既卒看護師や県外在住の経験者を対象とした採用制度も用意されています。

この記事では、香川県立白鳥病院で働く看護師の給与や賞与、夜勤手当、福利厚生、休日、勤務時間、最新の採用情報について詳しく解説します。

香川県立白鳥病院とは

香川県立白鳥病院は、香川県東かがわ市松原にある県立病院です。

香川県では中央病院、丸亀病院、白鳥病院の3つの県立病院を運営しており、白鳥病院は県東部の地域医療を支える役割を担っています。

循環器内科・不整脈科では、カテーテルアブレーションやペースメーカー植え込み、狭心症・心筋梗塞に対するカテーテル治療などにも対応しています。

また、急性期医療だけでなく地域包括ケアにも対応しており、患者の治療から退院・在宅復帰まで幅広く支援しています。

看護部ではパートナーシップナーシングを取り入れ、看護師同士がペアとなって協力しながら看護を提供しています。

基本情報

項目内容
病院名香川県立白鳥病院
所在地香川県東かがわ市松原963番地
設置者香川県
病床数102床
病棟1病棟48床、2病棟54床
病床機能急性期、地域包括ケアなど
看護提供体制パートナーシップナーシング
職員身分香川県職員
採用香川県病院局

白鳥病院は大規模な県立病院ではありませんが、その分、多職種との距離が近く、職種を越えて患者を支援しやすい環境が特徴です。

香川県立白鳥病院の看護師年収は高い?

香川県立白鳥病院の正規看護師は、香川県病院局の職員として採用されます。

給与は香川県職員の給与制度に基づいて決定され、基本給に夜勤や住居、扶養、通勤、時間外勤務などの各種手当が加算されます。

さらに年1回の昇給と年2回の賞与があるため、経験を重ねることで給与アップを目指せる仕組みです。

中途採用の場合はこれまでの職歴などが給与決定に反映される場合があり、新卒と同じ給与からスタートするとは限りません。

一方、白鳥病院に勤務する看護師の標準的な年収モデルは公式には公表されていません。

夜勤回数や経験年数、各種手当などによって年収が異なるため、推測による年収額は掲載していません。

香川県立白鳥病院の給与

香川県立病院では、新卒看護師の初任給が学歴別に設定されています。

2026年4月実績の給与は以下の通りです。

学歴初任給
大学院修了277,800円
大学卒270,800円
3年課程卒266,900円
2年課程卒263,400円

上記は香川県立病院の看護師に適用される給与体系です。

白鳥病院も香川県病院局が運営する県立病院であるため、県立病院看護師として採用された場合はこの給与体系が適用されます。

なお、夜勤手当や住居手当、通勤手当などは上記の初任給とは別に、支給要件や実際の勤務に応じて支給されます。

また、職歴を持つ人については、一定の基準によって経験が給与に反映される場合があります。

賞与・各種手当

香川県立病院の看護師には、基本給以外にもさまざまな手当が用意されています。

項目内容
賞与年2回
賞与支給月6月・12月
昇給年1回
夜間勤務手当22時~翌5時は時間当たり給与額の25%を別途支給
夜間看護等手当2,150円~7,300円/回
特殊勤務手当支給要件に応じて支給
扶養手当支給要件に応じて支給
住居手当支給要件に応じて支給
通勤手当支給要件に応じて支給
時間外勤務手当実績に応じて支給

夜勤では、夜間勤務手当に加えて夜間看護等手当も支給されます。

夜間看護等手当は勤務時間などによって金額が異なり、1回あたり2,150円~7,300円です。

そのため、病棟勤務で夜勤に入る看護師は、基本給に夜勤関連の手当が加算されます。

福利厚生

香川県立白鳥病院の正規看護師は香川県職員となるため、地方公務員としての福利厚生制度を利用できます。

主な制度は以下の通りです。

・地方職員共済組合
・公務災害補償
・退職手当制度
・住居手当
・扶養手当
・通勤手当
・定期健康診断
・人間ドックなどの健康管理制度
・育児休業
・育児短時間勤務
・介護休暇
・介護休業
・各種特別休暇
・職員向け福利厚生事業

公的病院ならではの安定した福利厚生があり、長期的に働きたい看護師にとってメリットがあります。

また、県立病院間で共通した教育・キャリア支援を受けられることも特徴です。

休日・休暇

香川県立病院の看護師は、香川県職員として各種休暇制度を利用できます。

病棟勤務は交替制のためシフトに応じて休日が設定されます。

主な休暇制度には以下のようなものがあります。

・年次有給休暇
・夏季休暇
・結婚休暇
・産前産後休暇
・育児休業
・育児に関する休暇・勤務制度
・介護休暇
・忌引休暇など

地方公務員として出産・育児や介護などライフステージの変化に対応する制度が設けられているため、長期的な勤務を考えやすい職場です。

勤務時間

香川県立病院の看護師は、配属される病院や病棟によって2交替制または3交替制で勤務します。

白鳥病院についても病棟勤務では夜勤があります。

夜勤を担当した場合には、勤務時間に応じて夜間勤務手当と夜間看護等手当が支給されます。

具体的な勤務時間や夜勤回数は配属部署によって異なるため、採用後の配属先や勤務表を確認する必要があります。

求人情報

香川県病院局では、2026年度に看護師30名程度の採用を予定しています。

主な受験資格は、2027年4月1日時点で満64歳以下で、看護師免許を持っている人、または2027年4月1日までに看護師免許を取得する見込みの人です。

2026年度からは、従来35歳以上の応募者に求められていた看護師としての職務経験要件が撤廃されています。

そのため、年齢が高めでも看護師免許を持っていれば、職務経験の有無にかかわらず受験できる制度となっています。

2026年度の一般看護師採用試験は複数回実施され、第3回は10月2日から11月20日まで申込受付、11月29日に小論文試験・適性検査、12月13日に個別面接が予定されています。

UJIターン型の経験者採用も実施

香川県病院局では、県外に住む看護師を対象とした「職務経験者採用・UJIターン型」も実施しています。

対象となるのは、香川県外に居住し、病院で一定期間以上の看護師経験を持つ人です。

採用試験は応募者と日程を調整しながら随時実施されます。

香川県へのUターン・Iターンを考えている経験者にとって利用しやすい採用制度です。

カムバック採用もある

以前、香川県立病院で看護師として勤務していた人を対象としたカムバック採用制度もあります。

県立病院で看護師として3年以上勤務した経験があり、一定の条件を満たす場合に応募できます。

結婚や出産、転居などを理由に一度退職した看護師が、再び県立病院で働くための選択肢となっています。

会計年度任用職員の看護師求人もある

香川県立白鳥病院では、正規の県職員とは別に会計年度任用職員として看護師を募集することがあります。

2026年度には病棟勤務のフルタイム会計年度任用職員の求人が確認されています。

仕事内容は血圧測定、検温、採血、処置、点滴、与薬、患者カンファレンス、申し送り、巡視など病棟における看護業務です。

この求人は地方公務員法に基づく一般職非常勤職員であり、香川県病院局の正規看護師採用とは雇用形態が異なります。

給与・賞与・雇用期間なども正規職員とは異なるため、求人を比較するときは「正規職員」と「会計年度任用職員」を混同しないことが重要です。

地方公務員として安定して働ける

香川県立白鳥病院で正規看護師として働く大きなメリットが、香川県職員として採用されることです。

給与は県職員の給与制度に基づいて決まり、年1回の昇給、年2回の賞与、住居・扶養・通勤などの各種手当があります。

退職手当や共済制度なども用意されており、長期的な雇用の安定性や福利厚生を重視する看護師には魅力があります。

また、県立病院には中央病院・丸亀病院・白鳥病院があり、それぞれ異なる機能を持っています。

県立病院という組織の中で経験を積みながら、看護師として長期的なキャリア形成を目指せることも特徴です。

地域に密着した看護を経験できる

白鳥病院の看護部では「地域を支える看護」を目指しています。

高齢患者では認知症やせん妄などによって自分の症状をうまく伝えられないケースもあるため、小さな変化を見逃さず、患者が持つ力を引き出す看護を重視しています。

また、比較的小規模な病院であることから、多職種との距離が近いことも特徴です。

医師やリハビリテーションスタッフなどと連携しながら、患者一人ひとりに合わせた回復・退院支援を行いたい人に向いています。

パートナーシップナーシングを導入

白鳥病院の病棟では、看護提供体制としてパートナーシップナーシングを取り入れています。

看護師がペアとなって看護を実践し、お互いに確認・補完しながら患者を支援する仕組みです。

一人で判断や業務を抱え込むのではなく、看護師同士で協力しながら業務を進められることが特徴です。

経験豊富な看護師と一緒に実践することで、知識や技術を学ぶ機会にもつながります。

県立病院共通の教育体制がある

香川県立病院では、看護師のキャリアに応じた教育体制を整えています。

新人看護師の教育だけでなく、経験を重ねた看護師についても継続的に専門性を高められる環境が用意されています。

県立病院全体として「最適・最善・最新の看護」を目標に掲げ、専門職として自ら学び続けられる看護師の育成を目指しています。

公立病院で安定して働きながら看護師としてスキルアップしたい人にも適した環境です。

香川県立白鳥病院はこんな看護師におすすめ

香川県立白鳥病院は、次のような看護師におすすめです。

・香川県東部で働きたい人
・県立病院で働きたい人
・地方公務員として安定した環境で勤務したい人
・給与だけでなく福利厚生も重視したい人
・地域医療に貢献したい人
・高齢者看護に興味がある人
・地域包括ケアや退院支援を経験したい人
・パートナーシップナーシングの病院で働きたい人
・教育制度が整った病院で成長したい人
・香川県へのUターン・Iターンを検討している人
・長期的にキャリアを形成したい人

特に、公務員としての安定性と地域密着型の看護の両方を重視する人に向いている病院です。

香川県の看護師給料ランキングとの比較

香川県立白鳥病院の給与を香川県内の病院と比較する場合、初任給だけでなく賞与や夜勤手当、住居手当、扶養手当などを含めて判断することが重要です。

香川県立病院では学歴別の新卒初任給が明確に公表されており、夜勤を担当した場合には夜間勤務手当と夜間看護等手当が別途支給されます。

また、地方公務員として年1回の昇給や年2回の賞与、退職手当、共済制度などが用意されていることも特徴です。

民間病院のなかには月給や夜勤手当が高く設定されている病院もありますが、県立白鳥病院については給与だけでなく、雇用の安定性や福利厚生、休暇制度などを含めて比較するとよいでしょう。

香川県の看護師給料ランキングで勤務先を比較する際にも、月給だけではなく長期的な待遇を含めて検討したい病院のひとつです。

まとめ

香川県立白鳥病院は、香川県東かがわ市にある県立病院です。

急性期医療から地域包括ケアまで幅広く対応し、香川県東部の地域医療を支えています。

正規看護師は香川県病院局の職員として採用され、地方公務員として昇給・賞与や各種手当、共済、退職手当などの制度を利用できることが特徴です。

また、パートナーシップナーシングを取り入れ、多職種とも連携しながら地域に密着した看護を実践しています。

安定した雇用環境を重視する人や、高齢者看護・地域包括ケアに関心がある人、香川県東部で長期的にキャリアを築きたい看護師にとって、検討しやすい病院といえるでしょう。