小豆島中央病院の看護師年収は高い?給与・賞与・求人情報を解説

小豆島中央病院は、香川県小豆郡小豆島町にある公立病院です。

土庄町と小豆島町が共同で設置する小豆島中央病院企業団によって運営されており、小豆島の地域医療を支える中核的な役割を担っています。

看護師は地方公務員として採用され、学歴別の初任給に加えて、期末・勤勉手当や夜勤手当、住宅手当などの各種手当が用意されています。

また、年間休日が多く、院内保育所や育児短時間勤務などの子育て支援が整っている点も特徴です。

この記事では、小豆島中央病院で働く看護師の給与や賞与、夜勤手当、福利厚生、休日、勤務時間、求人情報について詳しく解説します。

小豆島中央病院とは

小豆島中央病院は、2016年4月に開院した香川県小豆島の公立病院です。

旧土庄中央病院と旧内海病院を統合して誕生し、島内で必要となる医療を継続的に提供できる体制づくりに取り組んでいます。

急性期から慢性期、在宅医療まで幅広く対応し、高度・専門的な医療が必要な場合には島外の医療機関とも連携しています。

2024年4月には許可病床数を234床から199床へ変更しています。

看護部では地域包括ケアシステムの構築にも力を入れており、院内での看護だけでなく、地域住民を対象とした健康教室など地域に出向いた活動も行っています。

基本情報

項目内容
病院名小豆島中央病院
所在地香川県小豆郡小豆島町池田2060番地1
運営小豆島中央病院企業団
開院2016年4月
許可病床数199床
看護体制10対1
看護方式固定チームナーシング
職員身分地方公務員
マイカー通勤
駐車場無料

小豆島中央病院企業団は、土庄町と小豆島町が共同で病院事業を行うために設置した特別地方公共団体です。

そのため、正規職員として採用された看護師は地方公務員となります。

小豆島中央病院の看護師年収は高い?

小豆島中央病院では、学歴に応じた基本給が設定されており、さらに職歴などを持つ場合は一定の基準による加算を受けられる場合があります。

基本給以外にも、期末・勤勉手当や夜勤手当、住宅手当、扶養手当、通勤手当などが用意されているため、実際の収入は勤務状況や生活状況によって異なります。

特に夜勤については勤務回数に応じて手当が支給されるため、病棟で夜勤に入る看護師は日勤のみの場合より収入が高くなります。

小豆島中央病院の給与

小豆島中央病院の公式採用試験案内では、新規学卒者の初任給が学歴別に公表されています。

学歴初任給
看護師・大学卒268,100円
看護師・短大3年卒264,100円
看護師・5年制高校卒260,400円

上記の初任給には職種手当11,000円が含まれています。

また、上位の学歴や職歴などを持つ場合は、一定の基準によって給与が加算される場合があります。

そのため、中途採用の場合はこれまでの看護師経験などによって給与が変わる可能性があります。

なお、准看護師は正看護師とは給与体系が異なるため、上記は看護師の給与として確認する必要があります。

小豆島中央病院の看護師年収

小豆島中央病院については、求人情報で正看護師の年収例が掲載されています。

病棟勤務の正看護師では、月給や賞与、夜勤などの条件によって年収が変わります。

求人情報では正看護師の一例として、年収369万円~468万円程度が掲載されています。

ただし、これはすべての看護師に適用される一律の年収ではありません。

経験年数や基本給、夜勤回数、扶養・住宅などの各種手当によって実際の年収は異なります。

特に中途採用では職歴加算が行われる場合があるため、転職時には経験年数を反映した具体的な給与額を確認するとよいでしょう。

賞与・各種手当

小豆島中央病院では、基本給に加えてさまざまな手当が支給されます。

項目内容
期末・勤勉手当あり
職種手当11,000円
夜勤手当1回10,000円
夜勤7回目以降1回15,000円
夜勤専従手当月10,000円追加
扶養手当支給要件該当者に支給
通勤手当支給要件該当者に支給
住宅手当支給要件該当者に支給

病棟勤務では12時間夜勤または16時間夜勤を選択できる体制となっています。

また、夜勤専従勤務も設けられており、夜勤回数に応じた手当に加えて夜勤専従者には毎月の手当も支給されます。

単身者を対象とした住宅手当もあり、遠方から小豆島へ就職・転職する看護師への支援も行われています。

福利厚生

小豆島中央病院の正規職員は地方公務員となるため、公務員としての福利厚生制度が適用されます。

主な制度は以下の通りです。

・地方公務員等共済組合法による健康保険・年金
・地方公務員災害補償制度
・住宅手当
・扶養手当
・通勤手当
・院内保育所
・病児・病後児保育室
・育児短時間勤務
・夜勤免除制度
・産前産後休暇
・育児休業
・年次有給休暇
・特別休暇
・無料駐車場

公立病院として安定した福利厚生を受けられる点は、小豆島中央病院で働くメリットのひとつです。

院内保育所・病児病後児保育を利用できる

小豆島中央病院では、子育て中の看護師を支援する制度が整っています。

病院敷地内には院内保育所が設置されているため、子どもと一緒に出勤・帰宅することができます。

また、病児・病後児保育室も設けられています。

子どもの体調不良によって通常の保育施設を利用できない場合にも対応できる環境があることは、子育て中の看護師にとって大きなメリットです。

さらに、育児短時間勤務や夜勤免除など、勤務時間に関する支援制度も用意されています。

休日・休暇

小豆島中央病院では週休2日制が採用されています。

求人情報では年間休日123日とされており、休日数を重視して勤務先を選びたい看護師にも注目したい病院です。

主な休暇制度は以下の通りです。

・週休2日制
・年次有給休暇
・特別休暇
・産前産後休暇
・育児休業

育児休業は3歳到達まで取得可能とされています。

仕事だけでなく、出産・育児などライフステージの変化にも対応しながら長く働ける制度が整っています。

勤務時間

小豆島中央病院の看護部では、複数の勤務形態から働き方を選択できるのが特徴です。

病棟勤務の主な勤務時間は以下の通りです。

勤務勤務時間
日勤8:30~17:15
16時間夜勤16:30~翌9:15
12時間夜勤20:30~翌9:15
長日勤8:30~21:30

病棟の夜勤は12時間または16時間から選択できます。

12時間夜勤と長日勤では4時間の代休が設けられています。

外来勤務では日勤8:30~17:30、16時間夜勤16:30~翌9:15の勤務があります。

さらに夜勤専従制度もあり、ライフスタイルや希望に応じて複数の働き方を検討できます。

求人情報

小豆島中央病院では、2026年5月に令和8年度職員募集として、令和9年4月1日採用予定の職員募集が発表されています。

募集職種には看護師・准看護師のほか、助産師や保健師なども含まれています。

看護師・准看護師は、免許をすでに取得している人だけでなく、採用日までに資格取得見込みの人も応募対象です。

新卒だけでなく資格を持つ経験者も応募できるため、小豆島への移住を伴う転職を検討している看護師にも選択肢となります。

なお、2026年8月時点ではハローワークで会計年度任用職員の看護師・准看護師も募集されています。

こちらは正規職員とは異なる雇用形態で、月額203,516円、年間休日123日とされています。

正規職員と会計年度任用職員では給与体系や待遇が異なるため、求人を比較するときは雇用形態を必ず確認しましょう。

地方公務員として働ける

小豆島中央病院の大きな特徴が、正規職員として採用された場合に地方公務員となることです。

病院を運営する小豆島中央病院企業団は、地方自治法に基づいて土庄町と小豆島町が共同で設置している特別地方公共団体です。

そのため、正規職員には公務員としての給与・福利厚生制度が適用されます。

安定した雇用環境や福利厚生を重視して病院を選びたい看護師にとって、大きなメリットといえるでしょう。

小豆島の地域医療を幅広く経験できる

小豆島中央病院は、島内の地域医療を支える中核病院です。

急性期だけでなく慢性期や在宅医療まで地域全体を支える役割を担っています。

看護部も地域包括ケアシステムの構築に取り組んでおり、入院患者への看護だけでなく、退院後の生活や地域での暮らしまで考えた看護を経験できます。

地域住民との距離が近い環境で看護を実践したい人や、地域医療に興味がある人には特に適した職場です。

専門性を高められる教育環境

小豆島中央病院には、感染管理認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師などのエキスパートナースが在籍しています。

特定行為研修修了者やアドバンス助産師、日本糖尿病療養指導士など、さまざまな資格を持つスタッフも活躍しています。

新人教育だけでなく、経験を重ねながら専門性を高めたい看護師にとっても学びの機会がある職場です。

多様な働き方を選択できる

小豆島中央病院では、すべての看護職員が働き続けられる環境づくりにも力を入れています。

病棟では16時間夜勤だけでなく12時間夜勤を選択でき、夜勤専従という働き方もあります。

また、常勤で働くことが難しい場合についても、さまざまな勤務方法の相談に応じています。

育児短時間勤務や夜勤免除などもあるため、家庭環境やライフステージに合わせて働き方を調整しやすいことが特徴です。

小豆島中央病院はこんな看護師におすすめ

小豆島中央病院は、次のような看護師におすすめです。

・香川県で公立病院に勤務したい人
・地方公務員として安定して働きたい人
・小豆島の地域医療に貢献したい人
・急性期から在宅まで幅広い看護を経験したい人
・年間休日の多い病院を探している人
・院内保育所や病児・病後児保育を利用したい人
・育児と看護師の仕事を両立したい人
・住宅手当のある病院を探している人
・夜勤の勤務形態を選びたい人
・認定看護師など専門性の高い看護師と働きたい人
・小豆島への移住を検討している人

特に、公立病院の安定した待遇と地域密着型の看護の両方を重視したい人に向いている病院です。

香川県の看護師給料ランキングとの比較

小豆島中央病院の給与を香川県内の病院と比較するときは、基本給だけでなく、賞与や夜勤手当、住宅手当などを含めて確認することが重要です。

小豆島中央病院では学歴別の新卒初任給が明確に公表されており、職歴を持つ場合には一定の基準による加算もあります。

また、正規職員は地方公務員となり、期末・勤勉手当や各種手当、共済制度などが用意されている点も特徴です。

さらに年間休日の多さや、院内保育所、病児・病後児保育、育児短時間勤務、住宅手当なども考慮すると、給与だけでは比較できないメリットがあります。

香川県の看護師給料ランキングで病院を比較するときは、年間の収入だけでなく、休日数や福利厚生、雇用の安定性まで含めて検討するとよいでしょう。

まとめ

小豆島中央病院は、香川県小豆島の地域医療を支える公立病院です。

正規職員として採用された看護師は地方公務員となり、公務員としての給与体系や福利厚生制度が適用されます。

急性期から慢性期、在宅医療まで地域全体を支える役割を担っており、地域包括ケアに関心がある看護師にも適した環境です。

また、複数の夜勤形態や夜勤専従制度など多様な働き方が用意され、院内保育所や病児・病後児保育、育児短時間勤務など子育て支援にも力を入れています。

安定した環境で長く働きたい人や、小豆島の地域医療に貢献したい人、仕事と家庭を両立できる職場を探している看護師にとって、注目したい病院といえるでしょう。